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田舎のリフォーム会社社長のブログ

独立して21年。 富山の片田舎でリフォーム、不動産メンテナンス、生活代行業などで頑張っています。当社の歴史、苦労話、経営観、今日のコメント、従業員の紹介、仕事の内容などを書いています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

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仕事は順調に伸びてきていました。

本来の便利屋の仕事はもちろんのこと、企業様とのお付き合いも増加してまいりました。

群馬県に本部のある「セーブオン」様と直接契約をできるようになりました。

店舗メンテナンス業務です。

セーブオン店舗全景




コンビニエンスストアは24時間、365日営業です。その間に様々なトラブルが発生します。

店舗に車両が突っ込んだ、フェンスが曲がった、側溝の蓋が壊れた、水が止まらない、電球が切れた、店舗を閉鎖したい、など様々です。

セーブオン店舗全景

セーブオン店舗全景

<車両が正面付近に突っ込んだ時の復旧作業>


これらを一括して受けています。

メンテナンス業務というのは大きな工事になることもありますが、ほとんどの場合は、ちょっとした事が大半です。

工務店には細かすぎ、なかなか利益の出ないものが多いのが現状です。


当社は、直接施工できるので何とか利益が出せるのだと思います

コンビニさんとのお付き合いの中で忘れてならないのが「床のワックス掛け」が挙げられます。

当社は、この分野の担当はしておりません。

理由は、施工時間が深夜であること、一店舗当たりの施工単価が安いことです。

当社の考え方としまして、何でも仕事をするのではなく、仕事を選ばさせていただいて当社体制、社風に合った仕事をしていきたいと考えております。

生意気なのかも知れませんが、お客様にも選択する権利があるのであれば、当社のにも選択の権利があると思っております。

当社と合うと思われたお客様、どうぞ当社に仕事を依頼してくださいませ。

きっと満足していただけると思います。


この年の6月には、ベンリー高岡店を移転もしました

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開業して4年目の夏、7月にオーナーズ会が開催されました。

これは、毎年開催されているもので今回は浜名湖で行われました。

私にとって見れば、3年目の結果が発表になるということです。

今回は、ちょっといけるのではないかと期待していました。

というのは、当社の売上高が1億円に近くなり昨年の売上高1位の方は9000万円近くであったからです。

さあ、発表です。該当するオーナーが壇上に上がりました。

そして、「年間売上高1位は、富山店です」

やったー・・・

平成12年度売上1位


とうとう1位を獲得したのです

その当時で150店舗ぐらいだったと思います

名古屋、東京、大阪と大都市圏にある店を差し置いて、人口33万人程度の富山市でやっている私どもが頂点に立った瞬間でした

懇親会で、他店舗のオーナーからお祝いと、質問を受けました。

しかし、何かおかしいのです。「あなたは特別で自分には真似できません。」というような消極的な人が多いことに気がついたのです。

ほとんどの人(オーナー)は「開業する、独立する」事が第一目標でどのような店、どのような売り上げにしたいかということが欠けていることに気づいたのです。

目標を持っていないのです。

売り上げ、収入に対する目標が無いのです。

私は、独立するのですからサラリーマン時代よりも収入も多くて、休みも多くて、自由になる時間もたくさんあり、少しの贅沢ができるのが本当だと思うのです。

ところがそうではない人が多いことに気づいたのです。

「これではこのチェーン店は成功しないな・・・」

と、つくづく思ったのです。

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5年目に入り、売り上げのほうも順調に増加してきました。

ところが、従業員の定着が悪くなり始めたのです

2年目、3年目からいたものが辞め始めたのです

原因は良くわかりませんが、こちら側からの一方的な考えではあるのですが組織に合わないようになってきたものから辞めていった様な感じでした。

私は当初から考えていたのですが、2~3人程度の時にしか能力が発揮できない人、10人程度のときにしか能力を発揮できない人、20人の時、30人の時、という具合に人は分かれると思っていました。

案の定、その通りになってきたのです。

募集をしても、その時に必要と思われる人材が集まりません。

何度も、何度も納得がいくまで募集を続けました。

出たり入ったりの連続でした。

仕方ありません。

このような状態が2年ほどは続いたと思います。

どこの経営者も人材で苦労します。

納得いくまで募集を続けるしかないのかもしれません。

5年目も売上高1位になれたことは言うまでもありません。

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4年目に、有限会社ライフサービスという会社にしました。理由は「法人格があったほうが信用性が高い」「従業員の福利厚生のため」でした。

独立開業する場合、最初から法人を設立する人もいると思います。

私も独立の際、少し考えました。

でも、どうなるか判らない事業に法人格を持たせても経費ばっかりかかってしょうがありません。

皆様は何気に思ってらっしゃるかも知れませんが、福利厚生費の会社負担は想像以上に大きいのです。そんな余裕がない状態で独立開業しようとする人が大半だと思います。

でも、中には法人にしなければならない方もいます。他人資本を必要とする事業です。多くの資金が最初から必要であれば、法人しかありません。

他人資本を預かるわけですから、事業計画もしっかりしたものを作る必要があります。

でも、大概は個人で何とかなるという事業形態が多いのではないでしょうか?

私の場合、法人にしようとしたときに税理士さんに相談したのは言うまでもありません。

今思えば個人操業して、余裕が出てきたから法人成りしたのは正解だったと思っています。



<家の解体風景>


法人にした頃、取引先から「法人にしてもらってよかった。ちょうど会社の取引先の再編成があって、個人の組織とは取引できなくなるようになりそうだ」という言葉を頂きました。

取引先にとっても、法人でしっかり事業を行っている会社のほうがいいに決まっています。

タイミングもぴったり合っていたのでした。

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便利屋を始めて4年の歳月が経ちました。

実は当社でまだ弱い分野がこの頃ありました。

業務用エアコンクリーニングです。




<業務用エアコンクリーニング風景>


受注があった場合、協力会社さんに頼んで施工していただいておりました。

実はこの頃はまだ業務用エアコンのクリーニングをするという考え方が少なかったのです。

壊れたり、効きが悪くなったときに「クリーニング」をしましょうというパターンが多かったのです。価格も45,000円/台ととても高価なものでした。

ところが全国的には、壁掛けエアコンクリーニングのように汚れたら清掃するという考え方が出回り始めていたのです。

「エアコンを長く使用する」、「事務所内の空気をクリーンにしたい」という事業所が環境問題が持ち上がる中、増加してきたのです。

大分県の「加藤電工」さんという会社が画期的なエアコンクリーニングツールを開発されました。特許も取得されていました。

早速、その機械を購入。販売方法も教えてもらい、自社施工に移ったのです。

新しい営業マンを採用。専属で新規顧客獲得に動き始めました。

最初はなかなか仕事が取れませんでしたが、そこそこ取れるようになって来ました。

クリーニングはリピートします。2年目、3年目になれば徐々に売り上げが増加していきます。

新しい分野に挑戦し始めたのです。

そうこうしているうちに4年目も終了。

ベンリーのオーナー会がありました。

結果は、見事1位。3年間で頂点に上りつめたのです。





正直なところ予想は出来ていました。当時で800万円/月の売り上げになっていたからです。

でもやはりトップというにはうれしいものです。

この頃から、私は「広告塔」として使用されるようになりました。

雑誌「アントレ」などのベンリーチェーンの募集広告に積極的に使用されていきました。

「わずか3年間で売上高1億円!!」「知識のない状態から初めてもなれます」というような文字が踊っていました。

この時点で「新しい便利屋の形態を創造した」と確信していました。

便利屋の売り上げは平均で150万円程度です。それらと比べれば圧倒的に格差がありました。

「これを確信にして行こう」と思いました。

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石の上にも3年といいますが、良くやってきたなーと思いました。

この頃は、売り上げも安定し資金繰りも少しは楽になったかなー程度だったと思います。

しかし、相変わらず店主貸し(店にお金がないので経営者が店にお金を貸すこと)の状態は続いておりました。

売り掛けが増えれば、支払いも増える。期末で締めれば黒字なのですが現金がないのです。

いちいち銀行にお金を借りるわけにも行かないので、私が現金を店に貸す。

この状態は現在でも続いております。経営者にとって給与は店(会社)がお金がないときのダムのようなもので、自由に使えるお金ではないのです。

少し儲かったと思った経営者の大半の人は使ってしまいます。勘違いをするのです。

自分の金ではないのです!! ダムのように貯め、いつか放出しなければならない金なのです。

今でも固定資産を持つのではなく、現金で持つように心がけています。

資金運用出来なくてもったいないような気がしますがそんなことはありません。

店(会社)を救ってくれるのは、銀行でもなく、親でもありません。自分自身です。それくらいの度量を持っていないと必ず器以上のことをやってしまい(投資してしまい)負債を負ってしまいます。



そして、オーナー会がありました。

私とすれば目標である売上高1位までは届いていないけれどそこそこまでっているのではないかと思っておりました。売り上げ、取引先も順調に増加していたからです。

そして、発表!!

3位。

全国約200店舗ある中で、開業3年目での上位入賞となりました。

まだ、2店舗あります。でもその差はあまりないのがわかりました。

今度こそは・・・・・と思い帰路に着いたのを覚えております。

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ベンリーチェーンでは毎年、オーナー会を開催しておりました。

2年目も終わりに近づいて同期の店の人に会うのを楽しみにしておりました。一通りのセレモニーが終了し「表彰」の時がやってきました。

私にとってなんら関係のないことでしたので(売上高、チラシ配布数などの表彰は私には人ごとでした)お客さんの顔をしていました。

特別表彰をするというアナウンスが流れても私には関係のないことでした。

「開業1年未満売上高1位は、富山店伊勢オーナーです」と言われたときにはびっくり。

なぜ?自分としては前述したように「辞める」事まで考えていたのにどうして?・・・ということが第一印象だったと思います。

、表彰状をもらい副賞も頂いたのに不満な顔をしていたと思います。

表彰状1年以内

<開業1年以内売上高1位の賞状>

当時、年間70店舗以上の開業があったと思います。

後で聞いた話ですが1年以内で売上高がここまで多かったのは最初だったそうです。そこで急遽、表彰ということにしたということでした。

ここで私は、「便利屋の売り上げはたいしたことがないのだ。こんな売り上げで表彰されるのはよっぽどだ」と考えるようになりました。

この頃から私は「売上高全国1位を目指そう」と考えたと思います。

私のポリシーですが、まず、目標を立てる。目標はちょっと頑張れば手の届く範囲の目標を立てています。計画は、7割程度の勝算があればいいと考えています。そして目標を立てたら一生懸命やり遂げる。決して投げ出すことはしません。

この点が、富山という地に生まれた性格なのかもしれません。

富山の人は、「石橋をたたいて安全を確かめてから渡る」性格の方が多いと思います。

私はそこまで慎重ではないかもしれませんが(友人が言うにはいい加減を絵に描いたような性格だといわれます。)自分では慎重なほうだと思っています。

まだ、この頃は開業して8年位の古参の方が私の売り上げの倍(約500万円/月)ぐらいだったと思います。倍の売り上げをすれば1位になれる。

頑張ろう!近い将来、1位になってみせる。

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入金があった!!やったー

そのお金でその日のうちに取引先へ振り込み。ぎりぎりセーフ。

私は独立するに当たって信念として、支払いは何としても期日どおりに行う、絶対に小切手、手形は発行しないという風に決めていました。

10年経った今でも、会社の当座預金は作ってません。正直な話、入金も多くなり、その分だけ支払いも多くなった今、当座があったらーと思ったことは何度かあります。

しかし、一度もってしまえば甘い言葉に誘われるように手形を振り出し、資金管理が出来なくなります。

私にとっては屈辱です。


この支払いのときが一番苦しかったのではないでしょうか?

そのほかにもお金で苦しいことがありました。でも、自分の給料の入金を遅らせれば都合がつくし、そんな問題ではなかったと思います。



<フロアーの張替え風景>


中小企業の経営者にとって一番苦しいのは、資金繰り、仕事がない、人材不足ではないでしょうか?

社長の中で「資金繰りに苦労していない」という方はいないはずです。

ただ、多いか少ないかの差はあります。少ない人は順調に業績を伸ばし運転資金も順調に借り入れし、余裕を持って経営できているはずです。

私の場合は、資金繰りには苦労はしましたがそれほど多いほうではないと思います。

むしろ、「仕事がない」というほうではないでしょうか?

それと、永遠のテーマである「人材不足」。

この件に関しましては、追々述べて行きたいと思います。


そうしているうちに開業丸2年がやってこようとしていました。

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さあ、レオパレス様との仕事が決定してからというもの、私と、妻、アルバイトだけでは出来なくなりました。

人の募集を早速、開始

3名ほど補充できました。

幸いなことにそのうちの一人が清掃経験者でその人を中心に空室クリーニングをしていきました。

人が増えると、仕事も増える。仕事が増えるので人も増やす。

問題も発生しました。営業車がない

当初、1トンのボックス車を中古で持っていたのと、軽トラが1台あっただけでした。

自家用車を作業車両に使ったりしながら何とかしのいで来ましたが、もう限界。

そこで軽トラ、軽のワンボックス車を新車で購入。

そのうちにお金もなくなり、銀行から借金。その当時で2千万円以上の借金になっていたことは間違いありません。

取引先が増えるということは「売掛金」が増加することも忘れていました。

開業間もない私たちにとって、支払いは現金が原則です。

買掛けにしてもらう会社も増やしました。それでも月末締め、翌末現金支払いを続けたのです。

実は、レオパレス様の支払いサイトと支払いサイトが違っていたのです。

当社のほうで半月間の分をかぶっていたのです。

1回だけ支払いで苦しいことがありました。月末に支払う金がないのです。

子供の貯金、妻が嫁に来たときのへそくり。

いつでも解約できる状態を取ったのです。



<室内清掃風景>

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当時の私は、「レオパレス21」様のことをよく知りませんでした。「敷金礼金ゼロ」という文句を聞いた事はありました

その程度の知識しかなく、戻ってきてから調べてみました



<レオパレス様物件全景図>

全国に物件を建て、富山にも100棟程度あるということがわかりました

早速、担当の方にお会いして、事情を聞きました。

「貴社は、室内クリ-ニング、修理、取替え、塗装などをすべて行える。当社は今後、個別発注を止め窓口となる地元の企業と今後付き合って生きたい。協力してくれないか?」

当社は開業2年目。自信はなかったのですが

「やってみます。よろしくお願いいたします。」

ということになりました。

これがきっかけで仕事が回り始めたのです。

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HN:
伊勢 徹
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1960/05/18
職業:
会社役員
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
両親、妻、犬(ラブラドール:ブラック:名前アッシュ)ネコ(雑種:チーコ)の4人+2匹と生活。
長女、長男は大学生で東京でそれぞれ一人暮らし。
腰の手術をしてからは、大幹を鍛えることに意欲を見せ、筋力UPに努めています。
自分では「まじめな人間」だと思っているのですが、「しょわしない(落ち着きがないという意味)」「面白い人」「いい加減」といつも言われます。
性格は母親に似ているのかもしれません!!

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