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田舎のリフォーム会社社長のブログ

独立して21年。 富山の片田舎でリフォーム、不動産メンテナンス、生活代行業などで頑張っています。当社の歴史、苦労話、経営観、今日のコメント、従業員の紹介、仕事の内容などを書いています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

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経済産業省が主催した「植物工場視察バスツアー」に参加してきました。

私は、友人で高校の同級生でもある、富山促成青果社長島林さんと参加しました。

3月30日、名古屋から約30名ほど乗せたバスが、米原駅で私たちと合流。

まず最初に見学したのが「日本アドバンストアグリ㈱」です。

滋賀県で照明器具の生産をなさっている会社が経営母体ということです。

URL:http://www.tsujiko.com/

平成17年に新規参入され、長浜バイオ大学の協力により栽培品種を「アイスプラント」に力を入れておられます。

商品名は「ツブリナ」といいます。

HEFL照明を使用した植物工場ということでシステムを販売している会社です。

a3bc6e45.jpeg
この蛍光管は、液晶のバックライトとして使用されており、直径は5mm程度のとても細いものです。


写真のようにさまざまな色を作り出すことができます。




030_R.jpg
実際にはこのように段ごとに違う色にして植物の成長に合わせた色を選択することもできます。






038_R.jpgこのようなコンテナを使用して、空調をして育てます。

ですので、工場の一角なり、倉庫の一部を使用して植物を育てることはできます。






15791310.jpeg
これが、コンテナ内部です

倉庫においてあるというのがよくわかると思います。





その後、近くのホテルに移動。

ツブリナを使用した料理を食べました。

サラダや、牛ローズのツブリナ巻き洋風ころも揚げ、パンなどが出ました。

041_R.jpg
ツブリナとほうれん草のスープ

ほうれん草の苦みがなく、ツブリナの塩味や濃厚な味が一番生きていたのではないかと思いました。

私は一番おいしいと感じました。


aff73a1c.jpeg牛ロースとツブリナです。

衣の油が前に出ていて、あまりおいしくはなかったです。






042_R.jpg
ツブリナ入りのパン。

これもあまりツブリナということを感じません。





その後、大阪の丸紅本社に移動。

大阪のど真ん中、ビルが立ち並ぶ場所の地下2階に工場がありました。

言われなかればこんなところで植物を生産しているとは思えないようなところです。

052_R.jpg
廊下からのドアを開けたら植物工場。

ここは、水耕栽培ではなく土壌です。





正式には土ではなく、人工土壌ということです。商品名は「ヴぇルデナイト」

ピートモスという一般的に売られている苔の化石にモンモリナイトという物質をコーティングして、保湿性を高めた商品です。

根野菜を育てることも可能で、ごぼう、辛み大根、イチゴなども栽培実績があるということです。

この土は、連作障害がおきにくく、土は使い続けるそうです。

水も循環させる必要がなく、空気中の水分含有が少なくて済みます。

また、肥料は鶏糞を使用しているのでより自然な環境が作れるということでした。

レタス類も土に根を張るので葉が強くなります。


今回は2パターンの工場を見学しましたが、植物工場といっても様々な手法があり、どれがいいのかは私らにはわかりませんでした。

まだまだ勉強しないと取り組めないものだということだけがわかったような感じです。












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「植物工場」

何のことか?と思われる方が多いと思います。

「季節や天候に左右されずに農産物を計画的、安定的に生産・供給できる新しい食糧生産システム」です。

農業と商工業が手を組む「農商工連携」のひとつの事業で、経済産業省と農林水産省がバックアップしています。

2月23日(火)金沢で、フォーラムがありました。

そこへ参加してきたのですが、北陸3県はもちろんのこと中部圏からたくさんの参加者があり、会場は満員。

関心の高さを改めて知りました。

025_R.jpg
右の写真は、実際の植物工場を展示用に小さくしたものです。







026_R.jpg内部にある「植物」

リーフ類やハーブ系の野菜を生産していました。






027_R.jpg
LEDの光で色を変え、生産効率を高める研究も進められているようです。







水耕栽培で、培養液を循環させて根から栄養分を供給します。

流すうちに栄養分を植物が吸収しますので、センサーで感知し不足した栄養を補充できるようになっています。

さらに空気中に飛散した水分も回収。循環するようになっています。

植物の生育に必要な環境(光、温度、湿度、CO2濃度、養分、水分等)を、LED照明や空調、養液供給等で人工的にコントロールして、1年を通じて連続的に生産できるようになっています。

メリットは

・安心安全な野菜作りができる

・年間を通じて安定供給できる

・雇用の創出を実現できる

などがあげられます。

デメリットは

・設置コストが高い

・単価が高い

・人材がいない

などです。

022_R.jpg
いつかはこのよう光景が全国で見られるようななるのかもしれませんね。












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農地を借りる規制を大幅に緩和する改正農地法か成立しました。

農地法

無秩序な転用や投機目的の取得を防ぐため、農地の所有や賃貸を規制している法律。企業による農地の借地は特区方式で始まり、平成17年には、全国で借りられるようになった。ただ、借りることのできる農地は耕作放棄地など条件の悪い土地が多く、企業の農業参入が進まない一因となってきた。国は耕作放棄地の増大の歯止めをかけ、国内農業の活性化につなげるためのに法律を改正。企業が農地を所有するのは経営陣の過半数が農業に常に従事することが必要など、改正法も一定の規制は残している。(北日本新聞21.06.19朝刊より)

「所有から利用へ」をキャッチフレーズに改正された農地法。利用へとはいえ、どういう条件のところが耕作できるかということです。

ほとんどが、条件の悪い山間部や、小さな田圃などが非常に多いと思われます。

富山県でいえば、八尾の町から奥へ10分ぐらい車で行った辺りに多くみられるようになります。

平野部で見かけることはあまりありません。

土地の所有者、つまり、兼業農家の大多数の人は農業を止めたいと考えています。

爺ちゃん、ばあちゃん、嫁で耕作して、お父さんは休日に手伝うというのが多いと思われます。

このような兼業農家の方の悩みは、「息子の嫁さがし」です。

非常に条件が悪い。嫁は同居で、畑、田圃を手伝うということになります。

嫁は旦那が好きで嫁いできても、長続きせず、離婚した家庭もたくさんあります。


昔、戦前までは全国ほとんどの家は農家でした。

都会というものが現在のように大きくなく、小作人と呼ばれる人たちが田舎にいました。

戦後、農地の所有が変更になりました。いわゆる農地改革です。

農業が劇的に変化したのは、これがきっかけではないでしょうか?

このことは本当に良かったのか?

私は、少し疑問があります。

戦後、日本人は他国よりもいち早く復興もしました。

貧富の差も少なく、豊かな国になったと思います。

しかし、どうでしょう?

現在では生活保護を受けている家庭が多くなってきています。

確実に貧富の差が多くなってきています。

高度成長期の頃は、工場などで労働する人材が必要でした。

教育をまともに受けていないような人でも働く口がありました。

最近では、建設不況、工場の自動化の増加、単純作業は海外へシフトしてしまいました。

現在の日本には、全体を受け入れる社会ではなくなったのです。

そのような意味合いからも、農業の自由化は必要と考えます。

農業は、心や体にハンデキャップのある人、犯罪をおこした人、人間本来の暮らしをしてみたいと思う人、食に関心のある専門家など多くの人材を受け入れる慈悲深さがあると思います。

どのような社会にしたいかというところから、農業を考えてみるのもいいのではないでしょうか?

頭の固い人たちばかりの意見を聞いていても良くはならないと感じるのは私だけでしょうか?

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HN:
伊勢 徹
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1960/05/18
職業:
会社役員
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
両親、妻、犬(ラブラドール:ブラック:名前アッシュ)ネコ(雑種:チーコ)の4人+2匹と生活。
長女、長男は大学生で東京でそれぞれ一人暮らし。
腰の手術をしてからは、大幹を鍛えることに意欲を見せ、筋力UPに努めています。
自分では「まじめな人間」だと思っているのですが、「しょわしない(落ち着きがないという意味)」「面白い人」「いい加減」といつも言われます。
性格は母親に似ているのかもしれません!!

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