鉄骨3階建て住宅の「大規模改修工事」を1月中旬からしています。
築30年。当時は断熱材はありましたが、それほどの効果がない代物です。
窓はアルミで単板ガラスが主流の時代。
夏は暑い、冬は寒いと言った住宅で、家の中は外と同じ環境になることもしばしば。
幸いなことに基礎や鉄骨はまだまだ使用できるので、今回、大規模リフォームをすることにしました。
1階は車庫と納戸、玄関になっており、今回のリフォームから外しています。
先ずは3階の主寝室と子ども部屋2部屋の方から始めました。
外壁と室内の間に吹きつけ発砲断熱を採用。
壁との隙間がなくなり、マホービンの中に入ったような感じになりました。
そこへ仕切りを取り付けていきます。
床はチークの無垢材を貼っています。床暖房は使用しません。理由は、寝る部屋だということ、勉強する部屋だということです。
エアコンで十分だと思います。
南西に面した主寝室の窓。
天井まである窓ですが、この面積が断熱を阻害します。
内装工事が終了した時点で、内窓を取り付ける予定です。
この住宅は真ん中に階段があるという家で、階段が「煙突」のような役目をしています。
冷たい下からの冷気は3階の部屋まで押し寄せてきます。
そこで、3階に上がった踊り場で、仕切りを設け、部屋まで空気が来ないように工夫をしました。
これにより、空気の流れが階段だけで起き、部屋までは影響を及ぼさないと思われます。
3階は部屋だけなので、比較的、早く終了すると思いますが、問題なのは2階。
水廻りとリビング、そして高齢になったお母さんの部屋があります。
2月10日過ぎから取り掛かる予定ですが、時間が掛かりそうです。
今回は、内装や設備、トイレ、ふろ、キッチンが建設時のままで、老築化していたことも幸いしています。
2階の改装が始まりましたら、また、ご報告いたします。
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