6月28日(日)魚津市新川学びの森天神山交流館で行われた「森のゆめ市民大学」の講演会に参加してきました。
当社、「森のゆめ市民大学」に協賛しています。
富山の会社がなぜ、魚津の団体に協賛しているかと言いますと、私の友人がチューリップテレビにいるのでその彼からのお誘いで協賛することになりました。
協賛して2期目になります。
詳しいことは、ホームページを参照ください。
http://www.nice-tv.jp/^shimin/
今回は、文化人類学者、環境運動家で明治学院大学国際学部教授、辻信一先生のお話でした。
「100万人のキャンドルナイト」呼び掛け人代表。NGOなまけもの倶楽部の世話人をしていらっしゃいます。
今回は、「いよいよローカルの時代」という演題での講演でした。
その中で興味を持った言葉がありました。
「スローライフ」
辻先生は「スロー」を「つながり」と訳されています。
人間は人と人との「つながり」動物で、人間だけが言葉を持ち、辞書まで存在して違う言葉を話す人とコミニュケーションを取ろうとします。
他の動物は、家族とのコミニュケーションはするかもしれませんが、赤の他人とはしません。
その、「つながり」が現代では不足しているということです。
どうしてそうなったのでしょう?
産業革命を境にして人間の生活が劇的に変化してしまったからと言うのが原因だそうです。
前では、経済成長率は0.1%/年もなかったのです。総生産が増加するということは前提にしていません。
現代は経済成長することが前提です。
西洋文明でこの100年以上の成長を人類はしてきましたが、それも終わりを迎えているのかもしれません。
化石燃料に頼りすぎた生活、経済を見直し、人とのつながりを感じられる生活こそが今後求められる世の中のかもしれません。
時間の関係もあり、演題の「いよいよローカルの時代」までの話になりませんでしたが、大変考えさせられる内容でした。
[1回]
PR