これから、私が考える経営観について述べたいと思います。
世の中には立派な経営者が沢山いらっしゃいます。
経営の神様と言われている方も多くいます。
ある理論に沿って経営をされている方もいます。
セミナー好きの経営者もおられます。
皆さんの勤めている会社の経営者の方も立派な方でしょう。
私の思う「経営」とは、いろいろな名言、理論を多く並べてみても、最後はその「人」、「経営者自身」だと思います。
その経営者自身はどのような素因が必要なのでしょうか?
物事、商品を開発するときに大事にするのは「顧客」だという経営コンサルタントの方が多いですよね。
実際、「顧客第一主義」を謳っている会社は実に多いです。
「お客様は何を考えて当社商品を購入したのか?」(購買動機)
「お客様のニーズは何なのか?」
「お客様の立場に立った商品開発」
確かにこのようなことはいいことだし、自分たち(会社)を中心として商品開発をするよりよっぽどいい商品ができるに決まっています。
しかし、私は少し違和感を覚えます。
私は、必ずしも「お客様第一」とは思いません。
第一になるのは、会社であり、、そこで働く従業員であり、経営者そのものが第一であると思います。要するに自分たちです。
なぜか?
自分を理解できない人は、他を理解することが出来ません。
そういう意味で、自分がまず始めだと考えます。
自分はどういう人間なのか?どうゆう人間になりたいのかを理解した経営者こそ、他の人の共感を得られより強いリーダーシップを発揮できるのではないかと思います。
お客様で会社は変わりません。
原因と結果を作るのは自分たちです。
このようなことを考えられる経営観がいま必要なのではないかと思います。
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