今日は昨日とは打って変わって、5度までしか上がらないようですね。
昨日との気温差、15度は着るものばかりではなく、体調までおかしくなります。
今は冬と春のせめぎあい。春が勝つまで我慢というところでしょうか?
昨日、知り合いの居酒屋経営者の方がお見えになりました。
最近、売り上げが少ないとのこと。
1月の新年会シーズンが終了し、2月3月上旬まではさほどの行事もなく、苦戦するのは必定。
雪が降り、どこに出かけるにも億劫な日が続く冬は、私どものような業種は特に影響を受けます。
「仕方ないよね。でもその中でもなにか変化がないんですか?」
「最近、女性のお年寄りが一人でランチ時間にラーメンを食べにこられることぐらいかな?」
「ラーメンは食べたいのだけれど、1杯では多すぎる。残してもいいですか?」
と言われ、了解して食べてもらっているとのこと。
「それは何かの変化では?」
「今までランチや夜の酒を目当てにしてくる男性、特に鼻の下の長い人ばかりを相手にしてきたけれども、実は相手が間違っていたのでは?」
という話をいたしました。
そのおばあちゃんは、お昼の時間に誰かとお話をしたかったのではないかと言うことです。
百貨店のレストランや郊外のファミリーレストランでは話し相手がいませんし、一人だとわびしくもなります。
その店であれば、店長や店員の方と少しばかりの話をする時間はあります。
話をもっと広げて、そのような高齢者に対し、夜食のケータリングをしてはどうか? たまには夜お店に来ていただいて、高齢者が食べれるぐらいの量で、1000円とかという割安のメニューをつくり、居酒屋の雰囲気を味わっていただく、という提案もしました。
一度気に入ってしまった方は、浮気もしないし、友達にも声をかけてくれます。
ドメインの変更、です。
最近は景気が上向きだといわれていますね。
その実感まで感じることはあまりないのですが、自動車各社は、春闘満額回答しました。
輸出産業はTPP参加を控えて景気がよい話ばかり。
公共事業も増加するでしょう。
さぞかし接待が増加するのでは?と思うのは、私だけではないはずです。
しかしながら、接待は増えません。景気に関係なく、すでに企業が接待をしなくなってきているのです。
結果、鼻の下の長い男性は増加しないのです。
この居酒屋さん。現状のお客様を維持しながら、お店だけではなく、ケータリングをして売り上げ増加ができれば、相乗効果が出るのではないでしょうか?
新しい業態の確立にぜひ立ち上がってほしいものです。
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