昨日から降り始めた雪は、名残り雪を超え、10センチほど積もってしまいました。
今週末までは雪が降りそうです。
さて、4月から介護報酬が改定になります。
利用者一人あたりの金額ベースで、以下の減額になるということです。
小規模デイサービス 10,200円以上減額
特別養護老人ホーム 29,400円以上減額
訪問介護 ほとんど減額なし
9年ぶりの減額となり、訪問介護以外のほとんどの介護サービスが影響を受けるということです。
特別養護老人ホームは、様々な補助金を交付を受け、施設を建設し、その後も補助金などの交付を受けやすいとも聞いていました。
箱ものは利益が出ているということは間違いがないようですね。
しかしながら、箱物がないとまた困ってしまいます。
要介護4とかになって、しかも認知症があれば、家庭で介護を続けるには限界があります。
老人ホームは必要です。
家庭で介護を受けて行く時代になると言われていますが、遅々として進んでいないのも現状ではないかと思います。
寝たきりになってしまった家族を家で介護するときには24時間、365日お休みが無いに等しくなります。
その介護を妻や嫁が続けることは至難の業です。
ゆっくり温泉でも行きたい、ちょっと孫の顔を見に東京まで出かけたい、と思っても無理です。
どうしても施設に入ってもらうしか手立てがありません。
訪問介護を充実させることは出来るのでしょうか?
これも問題が多いようですね。
介護職の人材がいないと言うことが挙げられます。
また、家の受け入れ設備の問題。
狭い部屋に閉じ込めておくしかない日本の家では、まともな介護が出来ないこともあります。
夜中もヘルパーさんが来てもらうには、カギを渡すとか、家の設備を熟知してもらうとかと言った問題もあります。
様々な問題点がある中、箱物から家での介護に舵を切るための料金改定。
報酬といいうお金の面から支援していくと言うことは、これからの介護サービスの方向性をしっかり出しているようにも思えます。
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