先日、当社仕入先のほうから案内があり、「太陽光発電装置」の案内会に出席してきました。
メーカーは「京セラ」。
現在の太陽光発電装置シェアは、シャープがトップ。三洋電機、京セラ、三菱電機、ソニーなども健闘しています。
価格面でもシャープが安く、最大発電量153Wで72,450円、三洋電機200Wで143,850円となっています。
次世代エネルギーとして注目されている太陽光発電ですが、導入コストも約250万円からと高いのがネックになっています。
補助金も各地方公共団体で違いがありますが、富山県富山市で10万円となります。
さらに、売電制度もできました。
これにより、10年程度で設置費用を回収できる計算となります。
http://unit.aist.go.jp/shikoku/kaiyou/kaiyou-koukenkai35.html
経済産業省発表。四国工業研究会ホームページ
富山でもまだ普及段階ではありませんが、ここ2~3年で設置が増加していくことは間違いないようですが、技術的な問題もあるようです。
電信柱にある、トランスと呼ばれているものはご存じだと思います。
変圧器ですね。家庭用、事業用に使用できるように100V~300Vに変圧して送電しています。
太陽光発電した電力は変圧器内での使用が原則だそうです。
つまり、向こう10軒とか20軒とかの範囲内だけで使用され、富山で発電した電気は高岡で使用されることはありません。
また、同じトランス内で多くの太陽光発電装置があると問題が発生して特殊な装置を設置する必要があるとのこと。
なーんだ、と思いませんか?
つまり、多くの太陽光発電装置がつくといろいろ厄介なことも起こるということです。
電気を作り、余った電気を売ることもできます。
いいことではありますが、蓄電して夜間に使用できるようになっているわけではなく、日中の電力使用をなくすことができるというだけの認識のほうがよさそうです。
ということは、日中家に家にいない家族は売電ばかりで本当の意味で自家発電している電気を自分自ら使用することはできない、ということですね。
では、2世帯住宅とかはどうでしょうか?
オール電化住宅になっていた場合、日中の電気代を太陽光発電でまかなうことができ、さらに、夜間、深夜電力を使用して、コストを安くすることができます。
いろいろな問題があることを認識して設置をしたほうがよさそうですね?
当社で取り扱うことは現在のところ検討中という状況です。
この件は、また、ご報告いたします。
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