私はボランティア活動として、「保護司」をしております。
もう5年目になるわけですが、皆様もご存じの通り、保護観察になった方に対し月に1度以上お会いしていろいろな話をするのが役割です。
対象者にとっては否が応でも会わなければ保護観察が停止になり、刑務所や少年院に入らなければならないのです。
私が、最初にその対象者に伝えるのは、
「私とあなたはあまり違いがありません。私は今日、あなたに会うために自動車できました。制限速度を守らず、10Km以上オーバーしました。」
「幸い、警察の方がいなくて切符を切られることもありませんでした。」
「あなたと私との違いは、あなたは少しやりすぎたのです。向こうの川まで渡ってしまったのです。」
と言ってあげます。
「私とあなたはあまり違いがない。」
この言葉は重要と考えています。
実社会の中でもちょっとしたアドバイスをするだけで急成長する人もいます。
きっかけを待っている人もいます。
そっと肩を押してあげなけければならない人もいます。
いい方向にいかせるということは難しいものです。
しかし、行き過ぎたことをした場合、会社内であれば罰則を受けることもありますね。
多くの場合、減給や降格などが一般的です。
経営者といたしましてはあまりしたくないことではありますが、組織として行動する以上、やもえないことかもしれません。
そうならいように導き、会社もいい方向に向かっていきたいものです。
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