最近、太陽光発電の話をよく聞くようになりました。
皆様、良くご存じだとは思いますが、太陽光発電とは、一般家庭であれば屋根に取り付けた「太陽電池モジュール」と言われる部分で太陽の光を電気の変換します。
電気は直流です。要するに、電池と同じプラス、マイナスの電気が発生します。
それを、「パワーコンデショナー」と言われる部分で、交流に変換。
家庭内で使用されなかった電力は、「売電」ということになります。
日中、家庭にいれば発電した電力を使用することはできます。
が、ほとんどの家庭では日中家にいないので、「売電」ができるということになります。
しかも、今年中に売電価格が48円となるために、設置コストをまかなうことができることになります。
こんなにいいことばかりなのですが、デメリットもあります。
その1.先ほど紹介しました「パワーコンデショナー」と言われる装置ですが、毎日使用します。従って寿命があります。だいたい、10年から15年程度で交換しなければなりません。費用は、20万円から30万円程度かかると聞いています。
その2.売電するときには、売電専用メーターが壁に取り付けられます。これは、売電側、つまり、ユーザー側の負担となり、10年に一度交換しなければなりません。費用は、10万円程度。
その3.余った電力は必ずしも100%、「売電」することにはなりません。その電力を必要とする状況がないと駄目のようです。さらに、売電電力が107Vとなっており、電気は高いほうから低いほうに流れるため、110Vの供給側になっていると流れないということになるそうです。
このように考えていくと、「売電」により儲かるということはあまり考えずに、太陽で発電した電力を使用できるということに重きを置き、より環境に優しいエコな生活を送るということに価値を置いたほうがよさそうな感じです。
現在、新築物件で太陽光発電装置が取り付けられる家が増加しているそうです。
メリットだけではなく、デメリットもよく理解しておかないと後悔するはめになります。
注意したいものです。
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