電力不足

もう聞き飽きた話ですが、電力不足に対する製造大手の取り組みが出そろってきたようですね。

各社の取り組みは、土日に工場を稼働させ木曜日とか金曜日とかを休日にするということらしいですね。

これによりピークの電力量を減らすことができるということだそうです。

また、９月１０月の休日を７月８月に持っていき、３連休、４連休する企業も出ています。

電力のピークは減らすことが出来るかもしれませんが、下請け企業、関連会社や運送関係などに与える影響も相当なものになるのではないでしょうか？

主要取引先が休みになるからと言って他の取引先が稼働中であれば休めないとか、休日にしたにもかかわらず出社になってしまったりとか、現場は混乱すると思われます。

そもそも電力は足りないのでしょうか？

雑誌やその他記事を見ていたら自家発電装置を所有している企業が、売電したら原発分の電力を賄うことが出来るという記事もありました。

売電金額の問題はあるのでしょうけれども、自家発電装置を所有している企業は５年で焼却できるということも書いてありました。


今日は夏至で猛暑日だった地域もありました。

ここ富山でも３５度近くまであったようです。

でも、節電してくれという案内は日本の電力会社からはありませんでしたよね？

どうゆうことなのかさっぱりわかりません。

日本の電気事業に関してはこのような時こそ見直しをして将来に備えるような話し合いをもっとすべきではないかと思います。

エネルギーの奪い合いは戦争を生み、歴史に汚点を作り続けてきました。

目ぼしいエネルギー資源のない日本が今こそ模範を示し、世界のリーダーとなるきっかけになれるのではないでしょうか？


中国では今も電力不足で停電が起きている地域があるといいます。

世界の工場である中国。そして急成長している国であるにも関わらず、エネルギー政策に関しては後手後手に回っています。

日本も今後数年後に中国と同じような電力不足で生産が滞るということでは、日本の根幹を脅かすもととなりかねません。

国会で首相の退陣時期をめぐり、もめている時ではないと思います。