先週末、土曜日。お昼近い時間に御嶽山が噴火しました。
私は御嶽山には登ったことはないのですが、3000メートル級の山にわずか3時間で登れるために、人気があったようです。
今回の噴火は水蒸気爆発によるものということで、マグマが活動して噴火したわけではないことは不幸中の幸いかもしれません。
今日の朝の段階で、犠牲者は4名、心肺停止は27名にのぼっているようです。
犠牲者の数はさらにふえるかもしれません。
富山にいると、山が噴火する脅威はわかりません。
でも、富山には立山という火山があり、地獄谷では今でも有毒ガスが発生し、遊歩道は通行止めになっています。
噴火の脅威はまったくゼロというわけではありません。
富山から比較的近いといえば、焼岳でしょうか?
山頂からたなびく水蒸気は、今でも活発に活動してる山という印象をあたえます。
犠牲になられた方は本当に残念でなりませんが、山はいつ災害に遭うかわかりません。
近年、「山ガール」と言われる女性や高齢者が多く、昔のように山の怖さを知らない方も多くなってきました。
私も大学生のころ、山を少しだけかじっていました。
夏山中心でしたが、天候の急変による寒さや頭痛になったこと、足のけいれんなど、危険なことも経験しました。
山頂にのぼった時の達成感と見渡す景色の良さ、澄み切った空気など、山の魅力は沢山あります。
しかし、危険と常に隣り合わせだという自覚をもっていないと災害にあってしまいます。
今回の噴火は未然に防げない災害だったとは思いますが、山に登る人、そして山に登る人を見送る家族はこのことを忘れてはなりません。
御嶽山が早く収束して、いまだ救助されない被害者の方が早く家族の元に戻れることを祈りたいと思います。
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