昨日の3時頃、車の中でテレビを見ていたところ、「松平健さんの奥様がなくなられました。自殺のようです。」というニュースが流れてきました。
松平健さんで私は異常に反応してしまいます。
というのは、私の実姉の家の隣が松平健さんの家なのです。
目黒区の自由が丘に近いその場所は、高級住宅地となっています。
近くには八代亜紀邸もあり、沢山の芸能人が住んでいるようです。
ここへは4年ほど前に引っ越してきました。
ちょうど3区画の売り出しがあり、私の姉は、その中の一番小さい区画を購入して家を建てました。
その後に一番大きな区画を購入されたのが、松平健さんだったわけです。
お隣さんになったし、最初に引っ越してきたのが姉のほうだったので、夫婦そろって挨拶に来られたと聞いていました。
姉の家は年に2~3度程度行くのですが、となりの家からはお子さんの笑い声が聞こえてきて、とても楽しいご家庭を築いておられるという話を来ていました。
今回のことは、大変なことと思います。心よりご冥福をお祈りいたします。
さて、この周辺は高級住宅地であることには変わりありませんが、つい、戦後までは畑が広がる超田舎だったそうです。
自由が丘の駅近くにはいまだに畑があります。
その地主さん、つまり、お百姓さんたちが土地を売ったり、貸したりしてとてつもない財産を所有していらっしゃるそうです。
その辺を散歩している、杖をついたおばあさんが10億円以上の資産を待っているとかいうのが当たり前のようです。
また、売りに出されている家も沢山ありました。
5億円、3億円は当たり前のような家までも今は住む主がありません。
1億円の家もありました。
この値段を聞いて、「あっ安い。私にも帰るかもー」という気分にさせられました。
ここにいると金銭感覚が狂ってしまいます。
1000円を100円に感じ、100万円を10万円に感じてしまいます。
そんな場所です。
まつけんの奥様はあまり外には出ていなかったようです。
となりの私の姉でさえ見かけることは少なかったようです。
お母様がお亡くなりになったことが原因とは報道もされていますが、場所に合わないということも考えられます。
そんな場所で暮らす私の姉。
富山市の田舎に住んでいました、と言わんばかりのその場所には不似合いの格好で、ディスカウントスーパーに通いながら、毎日生活しています。
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