ニュージーランド地震

富山市外国語専門学校の生徒たちが巻き込まれたニュージーランド地震では「発生から７２時間」をもうすぐ迎えようとしています。

富山から２１名の語学留学生と２名の先生ががれきの中になってしまいましたが、奇跡的に１３名の生存が確認され、１０名が依然として行方不明となっています。

被害に遭われたご家族のお気持ちを思うと心が痛みます。

初動捜索段階で役に立つのが、｢犬」だそうです。

日本からも３頭の捜査犬が現地に入って活躍しているそうですが、犬と言うのは本当にすごい臭覚と聴覚を持っているのですね。

我が家の犬、ラブラドールレトリバーブラックの「アッシュ」でさえ、この積雪５０センチはあるであろう畑で大好物の白菜と大根を嗅ぎ分け、掘りだす「介助」をしてくれました。

訓練されていない愛玩犬でさえできるのですから世界的にも優秀な日本のシェパート犬はきっと生存者を捜してくれると思います。

私の中学校の友人の主人が犬好きで、現在２頭飼育されています。

その１頭がシェパードで、富山県の警察犬として活躍しているそうです。

訓練は横浜まで飛行機に乗せて行っているとのこと。

富山県で出動命令が下ったときには、即出動するそうです。


昨日、私の愚息から連絡が入り、今回被害に遭われた方のうち２名が中学校の同級生だと言う連絡がありました。

１名は無事で、１名が今回足を切断して救助された男性だそうです。

また、１名は高校の同級生とのこと。その人は依然として不明になっているとのこと。

小学校も一緒で、クラスも同じになったことのある顔見知りの人たちで、すぐ近所の子供たちががこんな目に遭うとは思ってもいなかったことでしょう。

私も、小学校、中学校とＰＴＡ会長をしていたことがあり、その時の子どもたちが２名も被害に遭ったということを知ったときには愕然としました。

すでに被害に遭われたご家族が現地に到着されたそうですが、一刻も早い救出を期待しております。