銀行に行った時のお話し

当社取引銀行「Ｈ銀行五福支店」に行ってまいりました。

社長業をしていれば、取引銀行に行くことは日常茶判事なのかもしてませんが、私は、ほとんどいきません。

借入、預入の用事がないからです。

これはいいことでもあり、悪いことでもあります。

＜レオパレスグァムでの一コマ＞

借入がないということは、企業の活動で投資をしていないということは、積極的営業活動をしていないという風に取られます。

自己資金で賄えるだけの資金力があるということでもあるかも知れません。

いずれにせよ、あまり行きません。

今回はちょっとしたことがありまして、出向きました。このことはいずれ詳しくお話します。

支店長は、私の高校の後輩でありとても話をしやすい関係でもあります。

その話の中で、「当支店管内で一番元気なのは貴社だ」ということを言われました。

お世辞も入っているのでしょうが事業の性格上、不況に強く、好景気でも売上が伸びないという特徴があります。

元気なのではなく、そっちのせいもあるかも知れません。

さらに。「自動車部品製造メーカーの下請けをしている会社で１５％の生産まで減産しているところがある」という話も聞きました。

１５％減産ではなく、８５％減産です。

すごい話です。

このような状態が続けば、廃業するしかありません。

そこまでになっている世の中の原因の一端を担っているのは「マスメディア」ではないかと思います。

支店長がおっしゃっているには「企業の預金残高は底をついてしまっている状態ではあるが、

個人預金は減少せずに、むしろ増加の傾向があるということだそうです。

個人は消費を抑えているということの表れなのでしょう。

「派遣切り」「派遣村」「トヨタの営業赤字」など暗い話ばかりを大々的に報道すると、「かわいそうだ。」「贅沢をすことはいけないことだ。」「貯蓄しよう」となるのです。

今、マスメディアを見方にできない会社、政党は失敗します。

アメリカ大統領オバマさんもうまくマスメディアを使ったと聞いています。

マスコミの皆さん、悲惨な話は、同情を買い、視聴率、購読率ＵＰになるとは思いますが、

ここは、ぜひ、明るい話、不況の中で活躍している会社を取り上げ、個人の「財布を開ける」ような報道をしてください。

暗い報道はもう聞き飽きました。