富山第一銀行の主催する講演会に行ってまいりました。
ご存じのとおり、国際ジャーナリスト・キャスターで明治大学国際日本学部教授、学部長をなさっておられます。
蟹瀬先生は、軽井沢に自宅があり週末は奥様とゴルフを楽しんだり、散歩をしたり、おいしい料理を食べたりして軽井沢の生活を楽しんでおられます。
富山での講演は昨年夏、明治大学OB会の講演会にお越しになり、聞かせていただいておりました。
今回は、不況となった後の講演だったので大変、興味深く聞きました。
先生の今回の不況は、「長続きしないであろう。そして、最初に不況を脱するのは中国であろう」ということでした。
もちろん日本のことのにも触れられましたが、印象に残ったことは、「エコ」でした。
二酸化炭素排出権なる債権が出回るのではないかということです。
日本の産業界は二酸化炭素排出を抑える技術は相当なところまで来ている上に、そのまた上を要求することが本当にいいことなのか?ということも述べられました。
もっといえば、「地球温暖化の原因は本当に二酸化炭素なのか?」ともおっしゃいました。
資本主義を動かしている原動力は、「欲」、「楽観主義」、「群衆心理」であり、環境問題の悪者は本当に二酸化炭素なのかもあやしいものだ・・・・・
「我々が知識と思っていることは単なる思い込みであって本当の知識ではない」
本当にそうなのか?
いつも疑問に思うことが重要です。
いま、新しい産業が誕生します。
「環境問題」という切り口で全世界が動き始めるはずです。
これを契機ととらえるか?
こんな小さな会社でさえ考えていかなければ、5年後、10年後の私たちがありません。
最後に、先生の御言葉。
「人間は困難なことにぶつかればぶつかるほど新しい力が湧いてくる」
「信念を持っている人は不景気の時ほど儲ける」
私もマスコミに騙されないように、信念を持って経営していきます。
[0回]
PR