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田舎のリフォーム会社社長のブログ

独立して21年。 富山の片田舎でリフォーム、不動産メンテナンス、生活代行業などで頑張っています。当社の歴史、苦労話、経営観、今日のコメント、従業員の紹介、仕事の内容などを書いています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

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株式会社くいだおれ代表取締役会長 柿木道子さんの講演を聞きに行きました。

昨年7月、惜しまれながら閉店した大阪名物の店。「くいだおれ太郎」という看板人形が有名ですが、創業者の二女で会社を継いだ人とのことです。

1階レストラン、2階居酒屋、3階日本料理フロアー、4~8階割烹個室お座敷宴会場になっている飲食の会社だったのですね。


テレビで見る限りは、1階がお土産屋さんかなんかで、その玄関入口にあのひょうきんな顔をした、「太郎」がいるのだと思っていました。

私は、この店に行ったことがなかったのですが、さんざんマスコミにも登場していたので、知っているつもりになっていました。

違っていたのですね。8階建ての料理を食べさせる建物だったとは知りませんでした。

先代の社長が考案した看板人形「くいだおれ人形」は会社の前を通行する人を喜ばせるために製作したものだそうです。また、それが会社の宣伝にも繋がっていました。

はじめのうちは効果もあり良かったのですが、数年するうちに人形も施設も老朽化して、「太郎」自身も廃棄する話まで出たそうです。

廃棄されずに済んだのが、自社の宣伝ではなく阪神タイガースの宣伝に使われたり、風刺的な吹流しをつけたりして、自社以外の活用をしたお陰だそうです。

店は閉店しても「くいだおれ太郎」だけは残り、今でも様々なイベントに使用され、大阪の名物として活躍しています。

会長も閉店後は講演会に呼ばれたり、イベントに出席したりと忙しい日々を送られています。


事業とは不思議なものです。

本業である飲食業では立ち行き行かなくなっても、その間に大阪のため、道頓堀のために努力したものは残るのです。

会長の御言葉。「商いの原点は人をもてなす心。マニュアルにないそのお客様に合ったおもてなし。」

「くいだおれ太郎」は、店がなくなっても人々の心を和ませ、いつまでも記憶に残ることでしょう。

その前に、事業として先行き行かないようなことにはならなようにしたいものです。

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HN:
伊勢 徹
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1960/05/18
職業:
会社役員
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
両親、妻、犬(ラブラドール:ブラック:名前アッシュ)ネコ(雑種:チーコ)の4人+2匹と生活。
長女、長男は大学生で東京でそれぞれ一人暮らし。
腰の手術をしてからは、大幹を鍛えることに意欲を見せ、筋力UPに努めています。
自分では「まじめな人間」だと思っているのですが、「しょわしない(落ち着きがないという意味)」「面白い人」「いい加減」といつも言われます。
性格は母親に似ているのかもしれません!!

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