富山経済同友会は昭和36年、107名の県内経済人によって設立された由緒ある会です。
会員も、インテック、北陸銀行、北陸電力、日本海ガス、三協立山アルミ、北日本新聞社など県内の名だたる企業が入会されています。
今回、増山電業社長、増山さんから誘われて新年度から入会しました。
私ごとき企業が入会するのも憚れたのですが、大高建設社長大橋さん、牧田組社長牧田さんもいらっしゃったので少しは安心しております。
4月22日午後3時から総会があり、その時の中尾哲雄代表幹事の挨拶に興味深いお言葉がありました。
「グローバルスタンダードは競争原理主義、至上主義をその根本に置き、弱肉強食の経済社会を作ってきた。企業の目的は競争そのものではない。公正な競争を通じて技術を高め、サービスや商品の品質を高めて社会の発展に貢献していくものである。そして活動の基盤に"倫理"道義"がなければならない。経済不況の中で特に企業倫理の反する企業犯罪が多発しているように思う。「道義的には、あるいは倫理面で問題はあるが、法は犯していない」という言い訳をよく聞く。賢明な諸兄にこのことについてこれ以上語るつもりはない。」
本当にその通りであるとおもいます。
中尾代表幹事の付け加えられた言葉で締めくくります。
「法律は、人間が作ったもの。経済状況の変化などでいかようにも変わる曖昧なもの。間違いや、抜けがあるのが法律だ。法律は絶対のものではない」
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