福島第一原発、燃料棒の取り出し開始

今日、富山は肌寒い朝でした。日中の最高気温は14度予想されています。

秋が終を迎え、冬になっていく変わり目ですね。


昨日から福島第一原発４号機の燃料棒の取り出しが始まりました。

震災当時、４号機は停止中であったと思いますが、燃料棒プールという場所に未使用２０２体、所要済み１３３１体があるそうです。

最初に未使用の燃料棒から取り出し、その後使用済み燃料棒の取り出しということになるそうです。

取り出した燃料棒はトラックで約１００m離れた共用プールというところに運び出されることになっています。

破損してる燃料棒が３体あることも判明しており、その取り出し方法も決まっていないということです。

震災から今までは、がれきの撤去やら冷却水のもれやらの話ばっかりだったのが、少し前進するような話題に変化してきました。

燃料棒さえ取り出してしまえばという思いが私の中にあります。

その工程がやっと始まったということは、福島にお住まいの方には朗報ではないかと思います。

地球上では原発は増加傾向ですね。特にインド、中国では積極的という報道を見かけます。

私は原発反対ではありません。

それは、せっかく人間が発明した技術をこのまま捨ててしまうのはもったいないと思うことと、これだけの莫大なエネルギーを発生させることの出来る技術を、中国やその他共産圏に奪われてしまうこと、超えられてしまうことは、日本の未来を考えたときに不利になると思えるからです。

福島を教訓にして、核の技術をもっと高め、世界に貢献できるものにして欲しいと思います。

決して諦めるのではなく、乗り越える心を持ち続けていたいものです。