今度の選挙で、自民党を選択しなかった方も多かったと思います。
わたしもその一人で、小選挙区では民主党候補、村井宗明氏に投票し、比例では民主党と書きました。
私の両親はと言うと、小選挙区では民主党候補、村井宗明氏、比例では自民党としたそうです。
年齢の差がはっきりと出ています。
年よりは、変革を望みながら、現状を維持したい、若い人たちは改革をのぞむ。
これは、単に選挙のことだではなく日本人の価値観が変化してきたのではないでしょうか?
ちょっと前までは、若い女性が高級ブランドのバッグを持って歩く姿をあこがれた人たちもいます。
また、高級車に乗って改造してる若者を「かっこいい」と思いました。(私はあまり感じませんでしたが・・・・)
最近はどうでしょう?
高級ブランドも昔ほど売れていないと思います。
高級車の改造した車もあまり見かけません。
今の若者は、「車は走ればいい」と思っています。
必然、軽カーで十分。
そのような価値観に、高級ブランドなど似合いません。
多くの消費者は、ブランドなどの表面的なものよりも、その製品の持つ本質的な価値を重視するようになってきたのではないでしょうか?
ユニクロの下着、昨年、わたしもお世話になりました。
普段着などは、丈夫で長持ちし、価格の安い物を買う。
単なる使い捨てをやめ、なるべく長持ちし、飽きのこないデザインの商品を選ぶ。
これは、日本人が物質的に豊かになった証拠だと思います。
もうこれ以上、たくさんはいらない。
自分の価値観に合う消費だけを長く使いたい。
そんな世の中になってきたのではないでしょうか?
売れるのは高付加価値で庶民的な価格の商品。
最近、大型客船での世界1周やら、クルージングやらを楽しむ高齢者が増加傾向だそうです。
そのようなことにお金を消費できるようななった日本人は、価値観の変化を敏感に感じ、サービス、商品に結び付けていく努力をしていかなければならない時代なのかもしれません。
政治も変化しました。
我々中小企業も価値観の変化をとらえ、変革しなければなりません。
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