11月に入ってからは、いよいよ家の解体が始まりました。
先ずは屋根瓦を手作業で取り外します。
レッカー車を投入し、遠くの瓦をレッカーでダンプまで運びます。
近くはダンプに投げ捨てます。
2枚目の写真は瓦が撤去された屋根です。
築50年の屋根は「トントンふき」と言って、昔は薄い杉板を一枚一枚釘で打っていた屋根です。
現在は構造用合板を打ち付けていますが、トントンふきは多少の雨漏りがあっても水漏れすることはなく、しかも腐食に強いのが特徴です。
さて、いよいよバックホーの投入とあいなります。
解体当日に雨が降っていたお蔭で水を掛けることなく、そしてほこりが舞い上がることなく、順調に解体が進みます。
木造の家の姿がなくなるのはあっという間です。
これからがまた大変。
仕分けをしなかればなりません。
柱などの太い材料と、垂木のような細いもの、そして、小さい木を分別します。
また、板金とアルミ、鉄、ビニール系、断熱材を区別していきます。
それらを別々にダンプに積み込み、リサイクル場へ運びます。
解体現場から中間処理場や木材リサイクル施設までは近いので助かります。
その会社は当社の取引先でもあります。
毎日毎日、順調に作業が進んでいます。
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