今週末が投票日ですが、今回の参議院選は盛り上がりに欠ける戦いとなっています。
新聞報道では、自民党の圧勝が報道されていますが、今日の朝日新聞では自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を合わせた議員数は憲法改正に必要な3分の2に迫っていると報道しています。
選挙の争点は、アベノミクスの成否を問うということですが、私はそれよりも改憲に向けた議員数が確保できるかのほうが興味がありあmす。
現在の憲法はアメリカ占領下の中で制定されたことは、誰もが知るところです。
戦後70年。日本は発展を続け、先進国の仲間入りを果たしました。
この間に世界は大きく変化してきています。
その変化で何よりも危惧したいのが、「ナショナリズムの台頭」です。
自国のことは自国で決める、自国を大切にするという思想ですが、全世界でこの考え方が広がってきました。
イギリスはEU離脱を決め、その他の加盟国も検討しています。
アメリカはテロとの戦いに国内が揺れています。
ISからのテロにおびえるバングラデッシュ。
中東諸国はもはや戦場化しています。
テロリストは日本に入れないとも言われていますが、もはや、それも保障できるものでもありません。
「自国のことは自国で守る」
日本はそうできるでしょうか?
現在の憲法の中では難しいと思われます。
平和憲法というのは良いことです。
しかしながら、中国が攻めてきたら、北朝鮮がミサイル攻撃してきたら、国内でテロが頻発したら、日本は自国民を守れますでしょうか?
アメリカ軍がいる、守ってくれるとおっしゃる方もいます。
しかしながら一方では、アメリカ軍の撤退を望んでいる国民も多いのも事実。
そうなれば、自国のことは自国で守るということが必要になってきます。
この辺で一度、憲法を見直し、現在の世界情勢に見合うようにしなければならないようにしなければならないのではないでしょうか?
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