統一地方選挙戦

ここ富山県でも県議会選挙があります。

今回の選挙は震災後ということもあり、無差別な電話作戦や午後７時以降の宣伝活動を控えている陣営もあるということです。

しかしながらやはり盛り上がりませんね。

やはり選挙どころではないのが有権者の正直な気持ちなのではないでしょうか？

県議会選挙ということで地域をあげて応援するという感じでもないということも理由かもしれません。

最近聞いた話ですが、「○○さん、××党だけども地域のためによく尽力され、問題個所を陳情すると本人自ら動かれて、すぐに対処されるそうだ。県議会議員であるのに大したものだ。」という内容でした。

この××党は、その人が応援している党では全くありません。

また、地元でもありません。

その方の言いたかったことは、こうです。

・県議会議員だからと言って偉そうなことを言わない人だ。

・地域の実情をよく理解してくれて地域のためによく動いてくれる。

・党派などはこの際、問題ない。

県議会議員クラスになりますと、業界や団体などから繋がりのある人を応援するということが一般的かもしれません。(実際はよくわかりませんが・・・）

しかしながらこれからの地方政治と言うのは、ある固定化された地域の代表者が県議会でその地域の要望なりをまとめ上げるという政治の原点に返った政治が要求されるのかもしれません。

これほどまでに複雑化した企業活動で「業界」というくくり自体が死後になりつつあるのかもしれません。

これからは地域に根ざした、地域を代表する政治家がその地域を活性化していく時代に突入しているのかもしれません。

私もそれなりにしがらみもあります。

高校同窓生、大学ＯＢ、なんとか会、かんとか会などからはがきや電話があります。

そのしがらみの中で選択するか、それとも地域の代表者を選択するか、まだ時間もありますのでいろいろ考えてみます。

そして清き一票でこの国の困難を解決してくれる人が選ばれることを祈ります。