まだ先の見えぬ東日本大震災の影響

今日は４月８日ですから震災から早や4週間が過ぎようとしています。

昨日の夜11時過ぎにマグニチュード６という大きな地震がありました。

その影響で仙台では鉄道がストップし、店舗の外壁やガラスが割れたようです。

そして、福島第一原発はいまだに混乱をしています。

昨日のＮＨＫクローズアップ現代で、地元で青年会議所メンバーだった人が、原発の中へ仕事をしにいく様子を放映していました。

その中で心打たれたのは、「原発と一緒に生活をしてきた。仕事もあった。自分たちがこの現状から逃げるのではなくこの街を復興させていきたい。そのために私は原発で働く」

という内容でした。

原発が出来て４０年。その方にとって物心ついた時には原発がありました。

今の子どもたちがゲームや携帯があったことと同じように感じていたのではないでしょうか？

小さな子どもを持つお父さんです。

子どものためにも「ふるさと」をなくすわけにはいかない。と強く思っておられます。

いずれ終息宣言が出て、非難解除が少しづつなくなるとは思いますが、このような強い使命感に燃えた人がこの危機を救おうとしていることは事実のようです。

まだ先は見えませんが、非難ばかりしていても落胆していても先に進みません。

私たちに出来ることは、早く普通の生活に戻ることではないでしょうか？