母親の考えにびっくり

日曜日の夕食時に、つてを頼りに県議が夫婦そろって来訪され、後援会に入ってくれないかと言ってこられました。

母親が応対していたのですが、どうやら名前をかいたようです。

そこで、母親が一言。

「あの人ちゃ、何党のひとながかねー。パンフレットに書いてないや」

「最近は書かないようだけど、自民党じゃないがかね？」

「あれ、ＴＰＰ加盟に反対と書いてあるわ。こんな人時代遅れの人やちゃ」

「えっ？」

私はびっくり。

私の母親がＴＰＰを知っていたこと、そしてその根拠まですらすらと言ったことです。

「農民票を当てにしたような発言して、日本の将来を考えていない人やわ」

今、７９歳になった母親です。

農業より、産業を優先し、国際競争力に勝つ政策を実施したほうがいいという考えを持っていたのです。

諫早の干拓のことに対してもしっかりとした考えを言っていました。

ちょうど「竜馬伝」が放送されていたので、産業の振興とか、開国とかに対し敏感に反応しているのかもしれませんが、お年寄りも以前から農業政策がおかしいと思っていたことは間違いなさそうです。


日本の農業を守るか、それとも産業を振興するか？

ＧＤＰわずか１％程度の農業を守る手段はもっと他にあるような気がします。

私は、ＴＰＰ加盟賛成です。