3月に入った途端、暖かくなってまいりました。
ここ富山では、今日の最高気温がなんと19度が予想され、4月中旬並みの暖かさになるということです。
春が一気に来た~、という感じになっていますが、体は正直ですね。
朝、最高気温を見越して冬の下着類を着ませんでした。
そしたら、体中がスースーする感じ。
皮膚と下着の間に風が通るのか、くしゃみばっかりが出ます。
いや、このくしゃみは花粉飛散の影響か?。
それとも、PM2.5か?
いずれにせよ、体はまだ冬のようです。
私の父親、15年ほど前、低血圧症で倒れ、それ以来、自律神経失調症で自宅療養中ですが、病院にいくこと以外ほとんど外出しません。
寝たきりではないのですが、外に出ることを嫌がります。
私が理解するには、「ぶざまな格好になった自分を他人に見られたくない」ということがあるからだと思われます。
当然のごとく、足、手、でん部などの筋肉は落ち、骨で自分の体を支えているような感じです。
要支援ももらっていますが、施設利用をほとんどしたことがありません。
母親がいることや、私たちが同居しているためでしょうが、やはり体力の衰えは否めません。
最近、やっと利用しようかな~ということを言い出しました。
支援センターさんからいくつかの施設を紹介していただき、訪問してみました。
ところが、施設利用者は女性ばっかり。
程度も、痴呆の進んだ人もいるし、まだそれほどでもない人もいて、自分の「居場所」がないようです。
私の知り合いの専門家にも聞いてみました。
そして、これも知り合いの内科医の方にもお伺いしました。
共通した意見は、「男性、特に痴呆も進んでいない方、もっというと現役時代、バリバリ働いてそれなりの社会的地位まであった人の行く場所が少ない」ということでした。
私の父親は小学校の先生をしていました。
父親から見る施設の方々は、おそらく自分の「教え子」のように見えてしまうのでしょうね。
いまだに「行くあてのない」状態。
そのうちに「自分の居場所」は見つかると思いますが、介護の進んだ状態も大変ですが、そこまででもない状態の男性が行く施設がないことも事実のようです。
しかし、自宅に閉じこもってばっかりでは、体力も落ちます。家族とすればどこかの施設へ行くことにより、体力の維持、痴呆予防にならないかという思いは、いずれその日がくるであろうその時までの時間を長くするためにも、強まるばかりです。
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