内閣不信任案が否決される

先日6月１日に自民党から提出された「内閣不信任案」は、否決されました。

小沢さんは、本会議を欠席。

鳩山さんが菅首相と午前中に話し合いをして、復興、補正予算などの方向性が見えた段階で退陣するということになったそうです。

自民党は結局のところ今回の｢内閣不信任」は不発に終わったということになり、ますます窮地に追い込まれたような格好になったように思います。

これが日本の政治というものなのか？

鳩山さんが首相になり、菅さんが続いて首相になり、今度は誰の番なのでしょうか？

民主党の設立の立役者から云えば、次は小沢さんと言うことになるのですが、本当にそうなるのでしょうか？

もし、小沢さんがなったとすれば、これで順番は終わるわけですから、小沢さん（になると決め付けたわけではありませんが・・・また、なれるかどうかは微妙な問題を含んでいるのでわかりません）の次になる方が本当の意味での首相ということになるのでしょうか？

政治家になったら一度は目指すであろう首相の椅子。

おそらく居心地のいい場所なのでしょうね。

誰が首相になったとしても変わらないだろうと言われる理由は、このような輪番制にしていることが理由のような気がしてなりません。

奇しくも、海江田さんが党代議士会でおっしゃった言葉が印象的でしたのでご紹介しておきます。

「民主党政権になってから、我々は自民党政権下の悪政や先送りした案件処理のために奮闘してきました。これからも全党一致して挙党体制で取り組まなければなりません。」

政治を悪くした自民党。

原発の問題も民主党だけに責任があるわけではありません。

そのところを我々国民は知っていなければなりません。