就任からアメリカ大統領の暴走が止まりません。
今、一番の話題は、アメリカへの入国を禁止するという大統領令を出したものですね。
その内容は、移民入国審査手続きを修正する90日間、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンからアメリカへ入国するのを停止し、さらに、難民資格が認められた人々を120日間停止するという内容です。
テロリストとのつながりがある個人を見つけ出し、入国することを阻止することが狙いのようですが、これには、国内でも反発が起きています。
概要はこんな感じですが、文面だけを見た感じでは対象となる国のすべての人々がアメリカへの入国を認めないということにしか聞こえません。
これに反発をしているのが、アメリカのIT企業の社長連中。現在の企業を支えてきたのは、純粋なアメリカ人はもとより、移民や移住した外国人によって成り立ってるということを知らない大統領はいかがなものかということですよね。
また、ニューヨーク州では、この大統領令は意見だということで提訴する予定だという内容を発表しています。
TPPは離脱することを決め、NAFTA(環太平洋連携協定)も見直すことを表明しています。
この協定を離脱することは、相当難しいという話を聞きました。
WTOも脱退しなかればならないし、アメリカ連邦議会の承認も必要だそうです。
いずれにせよ、様々な問題を提起し、世界を揺さぶっているトランプ大統領。
狙いは、強いアメリを取り戻すという一転では、なんとなく理解はできるのですが、世界情勢を不安にし、先行きの見えない世の中になっていること事実です。
しばらくは、この新大統領の言動に付き合っていくしかないようですね。
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