「もう住めない」という可能性

菅首相の辞任発言でその解釈の仕方で大もめになっていますが、いつ辞任になるのかも現在のところはっきりしていません。

菅さんは辞任するとは言ってはいましたが、その時期に関しては、外交問題、国会の会期の問題、オバマ大統領との会談などの関係があって、その時期を自分で判断できない状況ではあったのかも知れません。

いずれにせよ、そう遅くない時期に辞任することははっきりしているので、次期首相候補選定に入って頂き、早く決めていただきたいものです。

どの道誰がなろうとおそらく変わり映えしないわけですから・・・・・


福島原子力発電所のこと。

避難されている方々にはお気の毒ではあるのですが、おそらく半径１０ｋｍ圏内に住むことは諦めるしかないのでしょうか？

半径１０ｋｍなのか、２０ｋｍなのかはよく分かりませんが、チェルノブイリやスリーマイルでの原発事故を見る限り、福島も相当な放射線量が残っていると思われます。

奇しくも菅首相が相当早い時期に「もう住めない」とおっしゃっていたことが現実となるのではないかと思われます。

それを、国がいつ発表するのか？

原発自体はいろいろ問題があるとは言え、小康状態を保っているように私たちは感じます。

冷温状態になったら戻れ、自宅に住むことが出来ると思ってしまいますが、おそらく無理でしょうね？

その保証はどうするのでしょうか？

そして皆さんはどこに住むのでしょうか？

この問題は、東北の比ではないはずです。

日本の領土であって、その領土に住めないことになることは、敗戦時の混乱の比ではないような気がします。

原発周辺の村は原発があるおかげで多くの補助金をもらい、多大な恩恵を受けてきました。

原発周辺に村の数が異常に多いことからして、各自治体が潤っていたことが分かります。

村民や村長、議会は不満を言うことは難しい状況にあります。

その辺のことを理解しながら「もう住めない」ということを言い出すのは、菅さんがおやめになる時が一つのタイミングなのかもしれませんね。