本日から知り合いの方の家のリフォームが始まります。
お父様が認知症になられて2年ほどが経過していたのですが、症状が激しくなってきて、とてもじゃないが自宅での介護が出来ないということで施設に預けられました。
「なんでその家のリフォーム?」と思われることでしょうが、認知症を持つ家族にしかわからないことが今回のリフォームです。
自分の部屋で生活されて、すぐそばにはトイレと洗面台があります。家族は別の場所のトイレを使用されていました。
部屋を一歩出ればすぐそこにトイレがあるのですが、小便は吐き出しのサッシ窓を開けて庭に用を足します。
しっかりと開けてやればいいのですが、どうも少ししか開けずにするようでした。
必然的にサッシ枠にはこぼします。
ガラスにも付きます。
部屋の中にももらします。
極めつけは大きいほうです。
施設に入るきっかけにもなったそうですが、リビングに食器を置いてそこにしていたそうです。
朝起きたら家族はびっくり。
というような訳でお父様の部屋の壁、床、トイレ、トイレ内部のやり変えと全体清掃ということになりました。
私も両親同居していて、いつ何時同じような境遇になるかわかりません。
明日は我が身だと思いながらしっかりとリフォームをさせていただく予定です。
PS.
この工事には、住宅版エコポイントが35,000ポイント付きました。
小窓の内窓代が無料になった計算になります。
せめてもの救いではありますが、しっかりとエコポイントを利用したような施工となりました。
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