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田舎のリフォーム会社社長のブログ

独立して21年。 富山の片田舎でリフォーム、不動産メンテナンス、生活代行業などで頑張っています。当社の歴史、苦労話、経営観、今日のコメント、従業員の紹介、仕事の内容などを書いています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

昨日、NHKスペシャルで「メイド・イン・ジャパンは生き残れるのか?」という番組を放映していました。

「金融危機の影響とグローバル経済の中でもがき続ける日本の製造業の未来を探る」という内容でした。

日本が高度成長期、テレビでは世界シェア50%以上を誇っていたものが、今では、韓国や台湾、中国のメーカーに追い抜かれてしまっています。

また、中国にはどこのメーカーの製品でも製造をする工場があり、5万人の従業員が働いているそうです。

その工場のでかいこと。

液晶テレビの製造工程がありましたが、まさしく人海戦術。

現在の日本であのようなことをしたら、コストUPで価格競争力がありません。

東芝が高精度の液晶テレビを開発した内容もありました。その名は[CELLレグザ」

8チャンネル同時録画。しかも24時間分。表示も8チャンネル分。

私にはその凄さがよくわかりませんが、テレビ8台分、ビデオが8台分が一緒になったような凄さだそうです。

CPUが凄い。同時に表示を含めると16もの装置を管理しているということです。

録画領域も3テラバイト。

実際、消費電力もすごい。モニター部は320W、チューナー部が140Wと一般の液晶テレビより100W以上多いことになります。

こんなもの本当に必要なのか・・・と思えるような内容です。

詳しい内容は、東芝のホームページをご覧ください。http://www.toshiba.co.jp/regza/


番組の本題に戻りましょう。

日本人は高度成長期、品質の良い製品をたくさん製造し、世界のトップを走り続けることができました。

また、アメリカはコンピュータのソフトウェアを作ることで世界のトップになりました。

ソフトウェアで日本はマイクロソフトに勝つことはできないでしょう。

製造は?というと、さまざまな圧倒的優位性で中国が今後、世界のトップであり続けるでしょう。

番組では「日本人らしさ」の製品により、再び世界のトップになろうと言うことでした。

確かにそのとおりでしょう。

しかし、同時8チャンネル録画できるテレビがなぜ、必要なのか良くわかりません。

それが、確かな技術力に裏打ちされたことの証明でもあるのでしょうけど、100万円もするテレビを誰が買うのでしょう?

なんだか少しずれているような気がします。

消費者目線の商品ではないのでは?

かつて、NTTドコモが世界標準と言われている携帯端末から、日本独特の携帯本体を制作して、日本だけでしか売れない製品にしてしまいました。

そこへ、iphonがやってきて世界で通用する今後の世界標準携帯端末にしようとしています。

技術力だけではなく、思わず買ってしまいたくなるような商品づくり。

「メイド・イン・ジャパン」

雇用を守りながら世界に通用する製品を開発することの難しさ。

改めて考えなければならない番組でした。





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誕生日:
1960/05/18
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会社役員
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ゴルフ
自己紹介:
両親、妻、犬(ラブラドール:ブラック:名前アッシュ)ネコ(雑種:チーコ)の4人+2匹と生活。
長女、長男は大学生で東京でそれぞれ一人暮らし。
腰の手術をしてからは、大幹を鍛えることに意欲を見せ、筋力UPに努めています。
自分では「まじめな人間」だと思っているのですが、「しょわしない(落ち着きがないという意味)」「面白い人」「いい加減」といつも言われます。
性格は母親に似ているのかもしれません!!

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