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民主党が政権を取ってから早や1週間が過ぎようとしています。
大臣が変わり、その大臣の過去を掘り出す週刊誌の紙面を見ていても楽しくなります。
最近の話題は、なんといっても「八ッ場ダム工事中止」ではないでしょうか?
前原大臣が、現場に行き、初会合をしたニュースは、連休中の中ではたくさんの報道をされていました。
このダムの中止問題は、民主党政権になったことの象徴のような存在になるのかもしれません。
今まで自民党政権下では、事業が中止されるということはあり得ませんでした。
政治と、建設、それに伴う利権、選挙、金、官が複雑に絡まり、中止ということはできなかったのでしょうか?
本体のダム工事をすると、あと8000億円近く必要で、その経済効果、つまり、治水、利水の面ではあまり期待されていないとの調査結果も出ているとのこと。
今回の報道では、中止反対の住民ばかりを釣り上げていましたが、冷静な判断をしている住民は全く出ていませんでした。
墓を掘り返したら、骨が出てきて、それにすがって泣いていたとかという、絵になる話ばかりを取り上げていました。
私が思うに、自然は人間の手で一度壊してしまうと、もとの状態に戻るには多くの年月を要するということです。
ダムをつくって、水中に沈んだ自然は、その後ダムを壊したときに、元の状態に戻れるでしょうか?
(ダムを壊すということはないかもしれませんが・・・・)
日本人は、治水だとか、利水だとか言いながら多くのダムをつくってきました。
本当に役に立っているダムもたくさんあると思います。
でも、これ以上、ダムが本当に必要なのでしょうか?
いらないとは思いませんが、出来れば自然の状態で治水出来れば一番いいのではないのでしょうか?
富山を含めて、海岸の砂浜が減少しています。
また、山からの栄養分が海に流れなくなったために、漁獲量が減少してるようなことも聞きます。
富山の黒部川では、毎年「連携排砂」ということを行っています。
二つのダムのゲートを開いて、ダム底にたまった砂や、泥を海まで流すことをしています。
様々な意味合いを実験しているようですが、利水という意味では意義があるように思えます。
この「八ッ場ダム」問題。この際ですから、政治と利権問題。膿を出して、今後の参考になるようになってほしいものです。
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