史上最年少棋士、藤井聡太4段が偉業を達成しました。
29連は歴史的な快挙。
私は将棋をたしなみませんので、その強さの本当のところは判りませんが、中学3年生が大人を相手に公式戦で戦い続け、そのプレッシャーに打ち勝って勝ち続けるその精神力の強さには、脱帽です。
家の隣に住む祖父母の影響で5歳から始めた将棋は、わずか10年ほどで日本、いや世界を驚かせる棋士へとなりました。
詰将棋をよくやっていたそうですね。詰将棋解答選手権で史上初めて優勝し、現在3連覇中ということです。
その道で成功を収めるには、小さいころからその子が特に興味をもったことをやらせて、才能を見出すことが重要だと言われています。
サッカー、野球、バレエ、ピアノなどはどこの親御さんも一度は検討し、子供にやらせた経験があると思います。
そこで重要なのは、指導者です。
良い指導者に出会えば、もしかしたら才能が開花するかもしれません。
そうでなければ、その競技や習い事に興味を持たず、才能が開花することもなかったかもしれません。
藤井さんの場合、隣に住む祖父母の暖かい支援と、将棋教室の先生の指導が良かったのかもしれません。
藤井さんは、勝った時には冷静で、負けた時には将棋盤を抱えて泣いていたそうです。
負けん気も強いのですね。
私も現在、富山みらいロータリークラブの活動で、子供向けのロボット教室を支援しています。
小学校2年生から中学2年生までを対象にした教室ですが、大人が使うパソコンやロボット(動くコンピューター)を使い、プログラムを書いて、与えられた使命を達成するというものです。
角度センサー、温度センサーなどを搭載したロボットは子供たちにとって初めて操作するものばかり。
プログラムを組み、動かして、失敗してまたプログラムを修正する。
納得のいくまでやり続けます。
知識だけではなく忍耐、精神力が必要です。
私たちは、このプロジェクトを「10年後の人材を発掘しよう」と名付けています。
藤井4段は将棋を始めて10年後に開花しています。
小学校2年生であれば、10年後は18歳。大学生になる頃です。
中学2年生であれば、社会人になって活躍している頃です。
早いうちからその才能を発掘して、富山県、いや日本、そして世界のために活躍できる人材を輩出したいと思っています。
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