政務活動費の不正があってから13名の欠員が出た富山市議会は、選挙戦となりそうです。
現在は富山県知事選の真っ最中ですので、活動はできないということですが、既に17名の立候補者がおられます。
また、出馬表明をしていない人もいるらしく、まだまだ増える可能性もあります。
今回は選挙戦まで2週間しかなく、しかもほとんどの方が新人。
知名度もなく、その人の力量を推し量ることすら難しいない中で、私たちが誰を選べかを問われても難しいことだろうと思います。
知事選挙があった後、約3週間でまた選挙。
知事選も盛り上がらない中、市議選に投票に行くことも躊躇する人が多いのではないかと思います。
そうなると、得票数を集める人は組織票を持った立候補者ではないかとも思われます。
もう一つ。
来年の4月には本選挙が行われます。
13名の辞職者のうち、みそぎを終えた元議員が立候補すると思われます。
約半分が出たとすると、今回当選した立候補のうちの約半数が落選する可能性もありあります。
基盤を受け継いだ方は本選挙でも当選するでしょうが、そうでもなく、組織票もない人は次が危ないということになります。
そのような中で誰を選べというのか?
市議選レベルになると、血縁、地縁などが優先すると言われています。
そこに立候補者の「人となり」が加わり、総合的に判断するというのが本来だとすれば、今回の補欠選は、選びようがなく、その分、投票率も下がる選挙になるのではないでしょうか?
この際ですから、今までのような体質の先生から、市民目線で活動する市議が生まれてくることを願いたいものです。
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