リサーチ会社との面談で

全国でも有名なリサーチ会社がありますが、定期的に「調査依頼があり、御社を訪れたい」と言って来られます。

この手の調査依頼は、なかなか断れず、会うことになります。

会社を経営していると、仕入会社や取引先には弱いものです。

万が一、変な報告をされては困ってしまうからです。

ですので丁寧に応対をするようにはしますが、本当に調査依頼があったのかを探りながらお話しをします。

決算書類は、どこかから取得してきたと言われます。

でもその内容は簡易版だとかで、本当に見たいという項目がないとおっしゃいます。

決算書のコピーをくれということでしょうか？そこにこだわってこられます。

そんなのに引っかかるほどやわではありません。

お金をかけて手にしろと言います。

「今年の決算はどうなりますか？世間は厳しいようですが。」

そんなこと、本当の数字をいうはずもありません。

リサーチ会社とは何を聞きたいのでしょうね？

本当に調査依頼があったのでしょうかね？


そんななやり取りをしながらおよそ１時間半。

調査になったのでしょうかねぇ？

最後に週刊誌を買えと言ってきます。

倒産情報やその他の情報が１週間ごとに見られるので良いですよと・・・。

断ります。

調査依頼と称して週刊誌の販売が目的だったのではないでしょうかねぇ。

判断に困る事例でした。