ボランティア活動は日本でも広がりを見せ、現在では自然災害が発生すると駆けつける人も多くなりました。
ボランティアは「自発的奉仕活動」という意味だそうです。
つまりは、人から言われて、組織から言われてやるものではなく、自分の意思で奉仕活動に参加するということでいいのだと思います。
と言うことは、会社から言われて奉仕活動、たとえば震災のあった東北へ行くのは厳密に言うとボランティア活動と言うことにならないということでしょうか?
私が入会している「富山みらいロータリー」でもボランティア活動というのがあります。
たとえば、バヌアツという国に行き、太陽光発電設備を設置してくるというのは、自発的奉仕でなければボランティアとは言えないようです。
ロータリーでは、ボランティアと「職業奉仕」という考えと区別しています。
「職業奉仕」と言うのは、自分の業を通じてその地域社会に貢献すること、と言う意味になります。
「ロータリーはボランティア活動団体でしょ」という風に思われている方は、間違っています。
今日、保護司活動で「富山市保護司会」と「富山市更生保護女性会」との合同研修会に参加してきました。
ここで、ボランティア活動である更生保護女性会と、保護司会との間でボランティアの認識のずれがありました。
私は保護司をしていますが、その身分は保護司法という法律の中で法務大臣から委嘱をされた民間のボランティアで身分は非常勤の国家公務員であるとされています。
いや、待てよ!!この文章はおかしいのでは?
非常勤の国家公務員で民間のボランティアというのはありうるのでしょうか?
どう考えてもおかしいですよね!!
だって、非常勤の国家公務員ですよ!!
女性会は全くのボランティアです。
地域社会の中からボランティア活動に興味があり、しかも更生保護活動に賛同する女性だからです。
報酬もありません。会の運営は寄付金で成り立っています。
身分も保証されていません。(身分証はお持ちですが・・・。)
私は、保護司活動と言うのはボランティア活動だと思っていました。
しかし、今日、その誤解を勉強させて頂きました。
純粋なボランティア活動と言うのを見つけることは、非常に難しく、大抵の場合、町内会の役が回ってきたからボランティア活動をしていると言うことや、会社や会の要請でボランティアに行くということが多いように思います。
本当の意味でボランティア活動をされている方には、本当に頭が下がります。
その方々を応援することを「ボランティア活動」として位置付けることも許していただけるならば、積極的に支援していきたいと思います。
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