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田舎のリフォーム会社社長のブログ

独立して21年。 富山の片田舎でリフォーム、不動産メンテナンス、生活代行業などで頑張っています。当社の歴史、苦労話、経営観、今日のコメント、従業員の紹介、仕事の内容などを書いています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

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本日の時事通信によると日本は消費税を15%にせよと分析した結果を発表しようです。

【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は14日、日本経済に関する年次審査報告を発表、先進国で最悪の財政状況の改善へ「2011年度から消費税の段階的引き上げを含む財政健全化策の開始が必要」との分析を明らかにした。さらに「税率を15%に引き上げれば、国内総生産(GDP)比で4~5%の歳入増が生じる」と具体的な税率に言及し、財政健全化の必要性を強調した。
 ただ、審査報告を受けたIMF理事会の政策提言では「財政健全化策は消費税の段階的引き上げに焦点を置くべきだ」とする一方、「財政健全化策のペースやタイミング、構成は消費への影響を注視し、慎重に計画すべきだ」とも指摘。実際の導入では景気動向に配慮した対応を求めた。
 参院選での民主党大敗で、政府・与党内で消費税増税に向けた税制改革案の先送り論が浮上する中、報告は今後の論議に影響を与えそうだ。


この参議院選の前から言われていたこととは言え、日本の財政を何とかするには、直接税である消費税を上げることは避けてとおれないと思います。

最大野党の自民党も消費税10%を容認しています。

その他の党は、否認。

否認するしか国民の支持を得られないからなのかも知れません。

しかしながら、辺野古問題で「絶対反対」を貫いた社会党は1議席も取れませんでした。

反対するだけではなく、しっかりとした案があれば国民も納得したのではないでしょうか?

絶対反対することで社会党は国民に「NO」と言われたとしか言いようがありません。

私自身は、致し方ないと思います。

しかしながら、納得のいく理由をちゃんと説明して、IMF通達にもあるように消費の動向を見ながら段階的に慎重に進めるべきではないでしょうか?

日本はもはや、大量生産、大量消費の国ではありません。

国民自身がそのことを十分に理解しながら生活していると思います。

もはや、バブルの時の消費を願っているとは思えません。

その辺を与党がしっかりと国民に説明し、決断していく時期に来ているのではないでしょうか?

国民はマスコミに踊らされてきたところはあります。

マスコミも大罪も認め、今後のあるべき日本の姿を議論すべきではないでしょうか?


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2月から毎月打ち合わせをしながら、6月末(正式には7月2日ですが)に完成しました。

当社には社是、社訓はありました。

朝礼の時には、代表者が社是を唱和しておりましたが、最近は「経営理念」と言うのに変わりつつあります。

当社の経営理念をここで発表させていただきます

1.私たちは、生活や企業活動の「困った」を解決する便利なメンテナンス集団を目指します

2.私たちは、出会った全ての人に感謝し、明るく素直な気持ちで学び、共に成長する集団を目指します

3.私たちは、信用第一に人々の暮らしを快適にし、地域社会に貢献します

言葉遊びのようなところもありますが、「困った」「便利」「明るい」「素直」「信用第一」「地域社会」など、どうしても入れたかった言葉をちりばめました。

社是、社訓にもあったことばでもあります。

早速朝礼で唱和し、経営理念の意味を説明しました。

これから新しい「経営理念」を御旗に社員一致してベクトルを同じにし、その長さをより長くしていきたいと思います。


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先日、6月27日、富山県宇奈月ニューオータニホテルで開かれた、「黒木瞳30周年記念ディナーショー」に行ってまいりました。

私、黒木瞳のファンではありませんが、たまたま友人がチケットを購入してしまって、誘ってきたので行ってきました。

富山市からは富山地方鉄道で、宇奈月温泉駅まで1時間30分ほどかかって行くか、高速道路で1時間程度で行くかのどちらかです。

今回は友人が魚津市勤務でもあったので、JR魚津駅まで行き、そこから車で向かいました。

最初に、食事を食べ、いよいよショーの始まり。

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残念ながらショーの最中の写真は、肖像権等問題で撮影は出来ませんでした。






063_R.jpgショーで着る予定のドレスが展示されていましたのでこれで勘弁していただきます。







全国10か所で開催し、富山が千秋楽だったそうです。

実は、行く前から、少し馬鹿にしていました。

ちょっと歌を歌って、少し踊りをして、トークを織り交ぜながら1時間ちょっと・・・・

と、思っていました。

ところが、しっかり歌はうたわれるし、タップダンス、手品、早着替えあり、内容の凄い濃いものでした。

600名ぐらいはいたとは思いますが、全員の人が満足して帰られたと思います。

ショーの最中、黒木さんが「お客様に本当に感謝しています。ありがとうございます。」という言葉を何度も聞きました。

「支えてくれているスタッフ、家族に感謝します」ともおっしゃいました。

CS(顧客満足)的には、よく聞く言葉です。

しかし、私自身、黒木さん自身、ES(従業員満足)を意識されているのかなーと思うことがありました。

男性ダンサーが二人ステージで黒木さんを支えていました。

その中の一人が富山県小矢部市というところの出身だったのです。

そのダンサーの人にとりましては「故郷に錦を飾る」ということの意味もあったのでないでしょうか?

全国で10箇所。東京、大阪、神戸、福岡、沖縄など人が大勢集まりやすいところで、この富山、しかも宇奈月温泉というひなびた場所。

どなたかの熱い思いで開催となったのかも知れませんが、ESと感じてしまうのは私だけでしょうか?

当社でも、「CSの前にES」という考えを持っています。

自分たちがまず楽しく仕事をする。

そしてその雰囲気をお客様にわかって頂く。

「私たちは仕事を楽しんでいます。」

このことが伝われば、いいかなと思っています。

 

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「無理に売るな。客の好むものを売るな。客のためになるものを売れ」

この言葉は、かの松下幸之助さんの言葉です。

たとえば、家電量販店”Y”でデジカメを買おうと思って、店員にアドバイスを求めたといたしましょう。

「S社のこれが売れ筋ですよ。価格も4万円を切っていますし、お買い得です」

と言われたとしましょう。

その足で、カメラ専門店”K”に行ったとしましょう。

「C社のこれが言いでしょう。お客様の使い方でしたら、この辺で十分です」

さて、どちらで買いますか?

私は、”K”社で買います。

”Y”社の場合、おそらく客の使用目的を聞かずに、自社で販売したい会社の商品、利益が多い商品を推薦したと思われます。

このような経験はありませんか?なぜ、この商品がいいのかをあいまいに説明されること・・・

私はこのような時、その販売会社の方針を疑ってしまいます。

「客のためになるものを売る」姿勢などなく、自社の利害関係だけをお客様にアピールしています。


当社は、どこの系列にも属しておりません。

これは、不利なこともあります。

たとえば、特別価格で商品が仕入れできないとか、情報が少ないとか、急激な成長が期待できないとか、いろいろ弊害があると思います。

しかしながら、メーカー側の一方的な押し付けで、当社の考え方がメーカー側の考え方に変わるのを「良し」としません。

お客様のためになる商品を紹介する

お客様の余命を考えた商品を提供する

そうであり続ける努力をしてまいりたいと思います。

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富山県魚津市にあった「洗足学園」とう音楽学校が潰れた施設を何か活用できないかとい発想で、故筑紫哲也さんを学長にお迎えして、開催されている、今期初の講義に参加してきました。

9年目を迎えているそうです。

私がなぜ、この会に行くのかといいますと、私の友人が、某テレビ局の営業をしています。

その彼から、「スポンサーになってくれないか」ということだったので、富山の企業が、魚津開催の「市民大学」スポンサーというのはいかかがなものかとは思いましたが、内容に興味もありましたので、これで3期目のスポンサーをさせていただいております。

今回は、俳優の「菅原文太」さんでした。

多くの著名人が過去出ていらっしゃるなかで、今回の「菅原文太」さんは異色といえるかもしれません。

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「1学1農」とうタイトルでした。

現在、75歳。

堂々とした風格。



独特の間。

早稲田大学法学部部卒業というだけあって、東北人(仙台出身)らしい言葉に重みのある言葉が印象的でした。

さすが、トップを極めた人の話し方はひとの心をつかみます。

菅原さんは、名古屋市長、河村さんの後援会会長を努めていらっしゃるそうです。

きっかけは、市長が市議の報酬を減額する法案を議会に提出したところ、75対0で不成立になったことを聞いて、直接市役所に電話。

本人とはお話ができなかったのですが、「河村頑張れ・・」とエールを送ったのがきっかけで、本人のほうから連絡が入り、会長に就任したそうです。

名古屋市議は、年間1600万円と研究費とかやらで2400万円の報酬をもらっているそうです。

しかも、4年に一度の市議会選前に、退職金と称して4000万円を受け取るそうです。

これはどう見てももらいすぎ。

議員専門の方もいるとは思いますが、会社役員をしている方もいます。

そうであれば、その辺でサラリーマンや公務員や、党役員をしているより、議員になったほうがいいではありませんか?
わたしは以前、議員になりたい若者がいないと書いてもいましたが、これは許せません。

しかしながら名古屋のようなところばかりではありません。

30万円台の報酬で頑張っていらっしゃる市議もあられます。

参考資料:市議会議員報酬に関する調査結果(全国市議会議長会) 

http://www.si-gichokai.jp/official/research/teisu18/pdf/housyu18.pdf

河村さんは、民主党の議員からも、共産党議員からも1票ももらえませんでした。

菅原さんが同情するのもわかります。

そして、農業の話。

菅原さんが、学校給食のことをい聞いたとき、給食の内容を決まるのは、教育委員会。

地域で出来た野菜を地域の学校給食の材料にすることが難しいということを聞いたことだそうです。

現在、山梨県で農業生産法人を作り、若者に農業をする機会を作っていらっしゃいます。

食糧自給率が5割を切って久しい日本。

これを何とかしていかなと、日本は滅びる、ということまでおっしゃっておられました。

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最後に、福岡政行副学長と稲本副学長との対談がありました。

 




政治の裏話し、日本の新しいリーダーを誰にしたらいいのかという話や、官僚の話、全農の話などめったに聞けない話などが飛び出し、大変参考になりました。

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あまり宣伝活動もしていない中、体育館には400名を超える人の熱気で時間を忘れ、勉強させていただきました。
 





最後に・・・

日本には今、真のリーダーたる人がいないそうです。

我々も民主党に期待をかけ、政権交代を実現しました。

しかしながら、普天間移転や、お金の問題でもはやこれまでか?というところまで追い詰められています。

今更、自民党という選択肢もありません。

この間できた新党も胡散臭い。

国の財政赤字が膨らみ続けることをしている現政権。

そのつけを孫の世代に残そうとしています。

どうしようもないところに来ています。

どうするのか?

河村市長がおやりになっているように、市政改革をして、一番小さい単位の市議会議員議員から、有望な人材を見つけていくことも必要なことなのかもしれません。

時間がありません。

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昨日、自動車大手8社の動向が発表されました。

いずれの企業も「黒字」となったようです。

自動車産業がそろって黒字化したことは、日本国内の産業に及ぼす影響は大きいと思われますので、歓迎すべきことです。

黒字化の原因の一つは、「経費削減」。

もう一つは、「中国を中心とする東アジアでの販売が好調なため」ということです。

しかしながら、日本、特に地方にいる私たちにはその実感を味わうことが難しいようです。

昨日中国を訪問した時、「自動車はやはり日本車が一番」と、ガイドさんが言っておられました。

高速道路で故障して止まっている車に日本車はほとんど見かけませんでした。

TOYOTAのプリススの件があってからというもの、日本車の信頼感が薄れてしまったのかとも思われましたが、中国ではそうではないようです。

日本車より目に付いたのが、「ワーゲン」です。

また、高級車で目に付いたのが、「アウディ」。

日本の「クラウン」「レクサス」などより多かったのではないでしょうか?

この原因は、両社ともずいぶん昔から中国に進出して、基盤作りをしてきたせいで、合弁企業の立ち上げも早かったと聞いています。

まだまだ発展途上にある中国。

自動車もますます売れるのではないかと思われます。

しかしながら、運転免許を所得するのにずいぶんとお金がかかります。

私の記憶が正しければ、日本円で70万円ほどかかり、期間も3カ月以上だということです。

ということは、日本のように高校を卒業した若者が手軽に運転免許を取得できるわけではなく、富裕層を中心とした人たちのみが取得できるのかもしれません。

道路整備が追い付かず、しかも、交通ルールを守らない国で(彼らからすると守っているかもしれませんが・・・)お手軽に運転免許を発行することは、国が許さないのかも知れません。

中国で現在、中国同時ブランドを作る動きが各分野で起こっているそうです。

最初は、「物まね」で行くということですが、ゆくゆくは独自のコンセプトでブランド化していこうということらしいです。

「コピー大国中国」と言われていますが、夜市や中国人しかいかないような百貨店?ではまだまだ多くの「コピー商品」を見つけることが出来ました。

中国人に受け、なおかつ全世界に打って出るような商品を開発することは遠い先のような気がしてなりません。




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人間は厄介な動物です。

家には、犬、ラブラドールの黒、年齢9歳と雑種の猫、4歳がいます。

ラブラドールと言えば、盲導犬や災害救助犬などで活躍し、大変頭のいい犬だと思います。

我が家の犬は、愛玩犬ですのでそのような実力もあるわけもなく、幼少のときに受けたしつけ教育のみが彼の覚えたものかもしれません。

1歳未満の頭の柔らかい?時にしつけられたので忘れません。

ちゃんとその時の訓練の言葉を言えば、従います。

「賢ーい」、と親バカになってしまいます。

しかし、失敗することがあります。

それは、「脱走」です。

首輪が緩いのか?それとも賢いのか?1年に一度ほど首輪をするりと抜けて、どこかに行ってしまいす。

その度に、彼の散歩コースを探しに行きます。

そして、叱りつけます。

「なぜ、脱走するのか?」と・・・・

手では殴ったりはしませんが、言葉で叱っています。

(殴ると良くないそうです)

朝、怒ってしゅんとしていますが、夜になるともう怒られたことは忘れて、尻尾を振ってきます。

だから、犬が好きなんでしょうか?

朝、怒られたことは夕方には完全に忘れています。


人間はどうでしょうか?

朝、失敗したことは1日どころか、数日間も引きずり、気分がさえないことがあります。

ましてや上司に怒られてたら立ち直れない人もあるでしょう。

私は、よっぽどのことがない限り、怒りません。

とはいえ怒りますが、一番の理由は、「ミスをした時の報告がない時」です。

人間は必ずミスをします。

ついうっかりもありますし、ミスをミスだと理解していないこともあるかもしれません。

ミスをすることは仕方がありません。

しかし、上司に怒られると思うのでしょうか?報告をしない時です。

報告を聞かないと、今後の対策がとれません。

ミスをどう捉え、今後に役立てるかが、組織の中で一番重要なことです。

だから怒ってしまいます。


次には、「自分の与えられた仕事を怠ったとき」です。

そのようなときに不思議とミスをしてしまいます。

与えられた仕事をせず、他のことばっかり興味を持ち、ちょっかいを出す。

覚えはありませんか?


人間は、記憶力が凄い。

その記憶力が過去の「怒れれた」という記憶を引っ張り出して来て、言い訳したり、嘘をついたりして隠そうとします。

報告がないことが会社にとって致命傷になる場合もあります。

犬のようにいやな記憶をすぐ忘れて、次に進むのが一番いいのではないでしょうか?

 

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前にもご紹介しましたが、現在当社では「経営理念」の再構築をしております。

専門家を交えて合計6回の内、やっと半分まできました。

最初のうちは、独立した時の状況、なぜ独立したのかというようなことをおさらい。

2回目以降からはだんだんと核心になってきました。

「会社をどのようにしたいのか?」

「どこまで伸ばしていきたいのか?」

「顧客、従業員、仕入れ先に対してどのような考え、姿勢で臨むのか」

「当社の置かれている状態は?」

「経営理念とは?」

などを文章にしております。


このようなことはいろいろなセミナーに参加していると出てくる言葉です。

自分でも理解しているつもりですが、言葉としてはなかなか表わせません。

大概の中小企業の経営者は、自己の個性と感覚、臭覚を頼りに会社の舵を取っていると思われます。

私もそうです。(商学部を出ているのになんたることでしょう)

しかし、その感覚だけでい経営を行っていると壁に突き当ります。

当社はまさしくその段階に突入しました。

1億、3億、5億、10億、20億・・・・・・

1億をクリアするのは力でできます。

それをクリアすれば、3億が見えてきます。

しかし3億から先は経営者だけの力では無理です。

戦略を考える人=社長

戦術を実行する人=部長

戦闘をする人=課長、係長以下

船井総研の本などにも書かれていますが、しっかりとした役割分担ができていて、その役回りを各担当者がしないと出来ません。

社長の思いがどこまで社員に伝わっているのか?

社長の目の届く範囲内であればおそらく大丈夫でしょう。

いやいやながらも賛同してくれ、全社一丸となれると思います。

課長がいる程度でもまだ大丈夫。

部長がいる頃となると相当難しくなります。

そのためにはやはりしっかりとした、社長の思いが入った「経営理念」が必要なのではないかと思います。

6月末ごろまでには完成します。

その時にはまた発表させていただきます。




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本日24日、富山大学では卒業式がありました。

超氷河期と言われているときに無時に卒業し、就職出来た人は昨年より少なかったのでしょうか?

卒業というと今までの環境、学校から新しい世界に旅立つ喜びや不安でシックな気分になるものですが、今年はそれどころではない人もいたのではないでしょうか?

すでにアパートを引き払って新天地に転出している人もおられますが、最近の傾向は、ぎりぎりまで現在のアパートにいる人が増加しているような感じです。

めでたく卒業し、就職する方、本当におめでとうございます。

これから、社会でもまれながら仕事をしていくことになるわけですが、先が長いですよね。

「7つの習慣」の著者である米国の経営コンサルタント、スティーブン・コヴィー氏がこのようなことを述べておられます。

両親や兄、姉、学校の先生といった年長者に「依存」している状態から、就職する18歳から22歳にかけて「独立する。ところがその後、「相互依存」の状態に入る。

この相互依存は、もたれ合いのようなものではなくて、お互いに意見を出し合って合意を形成しながら、協力し合って前進する。

そんな良い意味をもった相互依存です。


20歳前後は、自分探しのような状態。

それからは、自己の確立をしたうえで、他人とコミニュケーションをしながら共通点を探りないがら協力し合って前進するということでしょうか?

この自己の確立をしないまま、30歳を迎える人は幼稚性が残り、会社でも通用しない人間になります。

ということは、人間にとって一番大事なのは「己は何者なのか?」ということを早く理解し、その上で他人とコミニュケーションを図り自分を成長させていくことが重要なのではないでしょうか?

「己」がわからないから悩むのですが、私も、そのような時がありました。

ちょうど高校2年生ぐらいの時だったと思います。

私が参考にしたのは、両親、祖父、祖母、曾祖父、曾祖母の生きざまです。

自分は、両親の血を半分分けていただいたわけですが、その両親も親から半分づつ分けていただいています。

たどればどんどん血が薄くなって行くのに、自分の家系には、天才はいません。凡才もいません。

普通の人たちばかりです。

しかしながら、貧乏になりかけたときに家を救った人もいます。

自分と同じような考え方をしていたのではないかという人もいます。

そこに、「自己の確立」のヒントがあると思います。

これからの日本の企業は「能力主義」だけではなく、「人との関係性」をうまくできる人が重要視されていく傾向があると思われます。

そのためにも自己を確立し、他人との関係性をうまくできるような人間になっていってほしいものです。

人間、一人では生きられません。


 

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3.15日号の日経ビジネスの特集は「脱・デフレ列島 安売りを撃破せよ」でした。

成城石井の大久保社長の話に、「安売りは麻薬、デフレは中毒」という言葉がありました。

「小売が自らデフレを招いている。安くないと売れないと思いこみ、安いものしか売らない。消費者はそれしかないから、仕方なく買っている。その結果として顧客単価が下がる。でも、そもそも、消費者がそうしてくれといったわけではないのです。」

スーパー業界は、苦しくなるとすぐに値下げしてしまう。「品質が悪くても、安ければ買うであろうと・・・」

本当に考えさせられる内容です。

私が本当にたまにスーパーへ買い物に行くととがあります。

富山県を代表する地元スーパーや、全国スーパーなど選択することができますが、私自身は激安スーパーにはあまり行きません。

仕方なく行くことがありますが、買う商品は決まっています。

ナショナルブランドのいわゆる「メーカー品」という商品で安売りしている場合だけです。

野菜や肉、鮮魚、PB(プライベート商品)などは買いません。

なぜか? 商品が悪すぎるからです。

「安いには理由がある」のです。

一つはいい意味での「大量購入、流通マージンの削減」です。

必ず安くなります。

もう一つは、「粗悪品」です。

スーパーの方に怒られるかもしれませんが、PBでも「いい品物だ」と思われるものが少なすぎます。

また、「売れ残りの消費期限切れ近」の商品も多く見かけられます。

あるスーパーですが、激安人参が販売されていました。

100円詰め放題、とありましたが、なんと芽が出かかっているのです。

おそらく、市場で売れ残り、冷蔵庫に保管されていたのですが、買い手が見つからず、投げ売りスーパーに買ってもらったのではないでしょうか?

こんな商品を買っておいしいわけがありません。

さて、成城石井といえば、東京の高級住宅街などに立地するスーパーですが、富山のような田舎では売れそうにないような商品、価格で店舗数を伸ばしてきたスーパーです。

富山と比べるほうがおかしいのですが、やはり私も「安売りはいいことではない」と思っております。

「安く売るには理由があり」ます。

我々の業界でいえば、「同一商品の大量発注」をすれば安くなります。

また、施工する人件費を安くすれば、利益を確保できます。

下請けさんや従業員の給与コストを下げればいいわけですから出来ないことはありません。

しかし、それを実行することにより、「安売りは麻薬、デフレは中毒」になるのです。

施工品質や接客サービスなどに影響を及ぼし、その結果お客様もいやな思いをします。

スーパー業界で起こった「脱安売り」。政府が結果を出せていないないかで、消費者自らが動いた結果をすばやく取り込んだ企業こそが生き残っていけるのかも知れません。

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HN:
伊勢 徹
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1960/05/18
職業:
会社役員
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
両親、妻、犬(ラブラドール:ブラック:名前アッシュ)ネコ(雑種:チーコ)の4人+2匹と生活。
長女、長男は大学生で東京でそれぞれ一人暮らし。
腰の手術をしてからは、大幹を鍛えることに意欲を見せ、筋力UPに努めています。
自分では「まじめな人間」だと思っているのですが、「しょわしない(落ち着きがないという意味)」「面白い人」「いい加減」といつも言われます。
性格は母親に似ているのかもしれません!!

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