前にもご紹介しましたが、現在当社では「経営理念」の再構築をしております。
専門家を交えて合計6回の内、やっと半分まできました。
最初のうちは、独立した時の状況、なぜ独立したのかというようなことをおさらい。
2回目以降からはだんだんと核心になってきました。
「会社をどのようにしたいのか?」
「どこまで伸ばしていきたいのか?」
「顧客、従業員、仕入れ先に対してどのような考え、姿勢で臨むのか」
「当社の置かれている状態は?」
「経営理念とは?」
などを文章にしております。
このようなことはいろいろなセミナーに参加していると出てくる言葉です。
自分でも理解しているつもりですが、言葉としてはなかなか表わせません。
大概の中小企業の経営者は、自己の個性と感覚、臭覚を頼りに会社の舵を取っていると思われます。
私もそうです。(商学部を出ているのになんたることでしょう)
しかし、その感覚だけでい経営を行っていると壁に突き当ります。
当社はまさしくその段階に突入しました。
1億、3億、5億、10億、20億・・・・・・
1億をクリアするのは力でできます。
それをクリアすれば、3億が見えてきます。
しかし3億から先は経営者だけの力では無理です。
戦略を考える人=社長
戦術を実行する人=部長
戦闘をする人=課長、係長以下
船井総研の本などにも書かれていますが、しっかりとした役割分担ができていて、その役回りを各担当者がしないと出来ません。
社長の思いがどこまで社員に伝わっているのか?
社長の目の届く範囲内であればおそらく大丈夫でしょう。
いやいやながらも賛同してくれ、全社一丸となれると思います。
課長がいる程度でもまだ大丈夫。
部長がいる頃となると相当難しくなります。
そのためにはやはりしっかりとした、社長の思いが入った「経営理念」が必要なのではないかと思います。
6月末ごろまでには完成します。
その時にはまた発表させていただきます。
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