先日、ショッキングなニュースが飛び込んできました。
滋賀県大津市で保護司が殺害された事件。
保護司とは、犯罪を犯した人の更生をお手伝いする役割を法務省から委託を受けている非常勤の国家公務員です。
全国に4万6千人ほどの方が活躍されています。給与は支給されませんが活動にかかる実費(交通費な)が支給されています。
ほとんどボランテァと言えます。
その保護司が対象者(保護観察を受けた人)に殺害されたということです。
立ち直りを支援する人が対象者に殺されるということは、よほど何かの理由があったに違いありませんが、許される行為とは思えません。
実は、私も「保護司」を20年以上しています。
今までに11名の方の更生をお手伝いしてきました。
未成年や女性、若い方でしたが、ほとんどの方が更生し立派に社会人として生活されています。
対象者とトラブルになったことはありませんが、血気盛んな人もいました。
対象者と接するときには、忍耐が必要です。
その人に寄り添ってあげるという気持ちがあれば何とか更生してくれます。
今回の保護司の方と対象者で何があったかはわかりませんが、全容が解明されれば今後の活動の参考にしたいと思います。
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