忍者ブログ

田舎のリフォーム会社社長のブログ

独立して21年。 富山の片田舎でリフォーム、不動産メンテナンス、生活代行業などで頑張っています。当社の歴史、苦労話、経営観、今日のコメント、従業員の紹介、仕事の内容などを書いています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

選択したカテゴリーの記事一覧
私の歳(50歳前後)ぐらいになりますと大企業に勤めているサラリーマンは、自分の将来がだいぶ見えていきます。

やっと管理職になれたのですが、その先に行けない、課長、部長になれないという人や、子会社へ転属するように勧められたり、無理な転勤を勧められたりする人がいます。

原因の一つに学閥だったり、派閥だったりすることもありますが、その組織での役割が終了してしまった人もおられます。

給料が高く、その割には力を発揮出来ていない人もいます。

そこへ昨今の不況。

50歳前後のサラリーマンの悲哀。

会社を辞めるべきなのか?それとも恥を忍んでこのまま会社に居続けるべきなのか?

難しい判断が待ち受けています。


そんな中、「起業」しようという人たちも現れています。

今までの経験を生かして「SOHO」でいく。

自分のやりたかったことを実現させる。


しかしその方々に少しだけ言いたいことがあります。

独立するということは、現在の地位や収入がすべてなくなるということです。

開業した人ですぐに軌道に乗る人もいますが、ほとんどの方は苦戦しておられます。

夢を追いかけて、夢をつかみ切れなかった人はおそらく9割以上ではないでしょうか?

そんな甘い物ではありません!!

私が思うには、

1.自分の家庭環境で障害がないか?

  まだ子供にお金がかかる、親の面倒を見なければならないといった負の物があれば少し待ったほうがいいのではないかと思います。

2.自分の収入をどこにするか?

  現在の収入が800万円といたしましょう。それを超えることを目標にするのか、それとも半分の400万円にするのかで考え方がずいぶん違います。

3.従業員を採用するような企業にするのか?

  一人でやっていたほうが気楽です。しかし、従業員がいないと発展しません。自分がいつも先頭に立っていなければなりません。つまり、休む暇がなくなる可能性があるということです。週休2日など遠い夢です。

最低限、以上のことぐらいをシュミレーションしたほうがいいと思います。

50歳前後で起業することはいいのかということですが、私は残りの人生を悔いなく過ごすにはいいことだと思います。

一度しかない人生。誰のものでもありません。

失敗を恐れず、チャレンジしてみてもいいのではないでしょうか?

拍手[0回]

PR

昨日、NHKスペシャルで「メイド・イン・ジャパンは生き残れるのか?」という番組を放映していました。

「金融危機の影響とグローバル経済の中でもがき続ける日本の製造業の未来を探る」という内容でした。

日本が高度成長期、テレビでは世界シェア50%以上を誇っていたものが、今では、韓国や台湾、中国のメーカーに追い抜かれてしまっています。

また、中国にはどこのメーカーの製品でも製造をする工場があり、5万人の従業員が働いているそうです。

その工場のでかいこと。

液晶テレビの製造工程がありましたが、まさしく人海戦術。

現在の日本であのようなことをしたら、コストUPで価格競争力がありません。

東芝が高精度の液晶テレビを開発した内容もありました。その名は[CELLレグザ」

8チャンネル同時録画。しかも24時間分。表示も8チャンネル分。

私にはその凄さがよくわかりませんが、テレビ8台分、ビデオが8台分が一緒になったような凄さだそうです。

CPUが凄い。同時に表示を含めると16もの装置を管理しているということです。

録画領域も3テラバイト。

実際、消費電力もすごい。モニター部は320W、チューナー部が140Wと一般の液晶テレビより100W以上多いことになります。

こんなもの本当に必要なのか・・・と思えるような内容です。

詳しい内容は、東芝のホームページをご覧ください。http://www.toshiba.co.jp/regza/


番組の本題に戻りましょう。

日本人は高度成長期、品質の良い製品をたくさん製造し、世界のトップを走り続けることができました。

また、アメリカはコンピュータのソフトウェアを作ることで世界のトップになりました。

ソフトウェアで日本はマイクロソフトに勝つことはできないでしょう。

製造は?というと、さまざまな圧倒的優位性で中国が今後、世界のトップであり続けるでしょう。

番組では「日本人らしさ」の製品により、再び世界のトップになろうと言うことでした。

確かにそのとおりでしょう。

しかし、同時8チャンネル録画できるテレビがなぜ、必要なのか良くわかりません。

それが、確かな技術力に裏打ちされたことの証明でもあるのでしょうけど、100万円もするテレビを誰が買うのでしょう?

なんだか少しずれているような気がします。

消費者目線の商品ではないのでは?

かつて、NTTドコモが世界標準と言われている携帯端末から、日本独特の携帯本体を制作して、日本だけでしか売れない製品にしてしまいました。

そこへ、iphonがやってきて世界で通用する今後の世界標準携帯端末にしようとしています。

技術力だけではなく、思わず買ってしまいたくなるような商品づくり。

「メイド・イン・ジャパン」

雇用を守りながら世界に通用する製品を開発することの難しさ。

改めて考えなければならない番組でした。





拍手[0回]


私が平成10年7月に独立してから、今年で丸12年が経とうとしております。

1年目は惨憺たるものでしたが、3年、5年と月日を重ねるに従って売り上げや従業員数も増加してまりました。

10年間はあっという間でした。

「さあこれからだ」と思っていた矢先に、「世界同時不況」。

政権交代もあり、景気が良くなっていくのかと期待していたのになかなか回復基調になりません。

日本人は他の国と比べて、国に期待したり、国の政策を批判したりする傾向が強いと言われています。

私自身も「景気が悪いから・・・」と言って、売り上げが伸びないのをついつい世間のせいにしたりしていたような気がします。

しかし、どうでしょう。

景気が悪くても、、順調に売り上げや、利益を伸ばしている企業もあります。

そのような会社は、おそらく「経営計画」や「企業理念」がしっかりしているのではないかと思います。


当社にも、「企業理念」「社是、社訓」などはあります。(そんな立派なものではありませんが・・)

しかしながら「経営経計画」となると、1枚の紙にしたものがありません。

今年は是非作成して不況に強い会社にしてまいりたいと思います。


拍手[0回]


新年早々から円安傾向になり、株価も上昇傾向になりつつあるようですが、景気は回復基調にあるのでしょうか?

実際、エレクトロ産業では黒字化した企業も出始めてきています。

ICチップなどはどの機械、自動車、家電製品など多くの製品に使用されています。

景気のバロメーターと言ってもいいのではないでしょうか?

その反面、スーパーやコンビニでは昨年割れを更新し続けています。

百貨店などは2年前から前月割れを起こし続けています。

福袋欲しさに年末31日から並んでいる人たちがいるぐらいだから、売り上げが蔵しているイメージがあるのですが、そうではないのですね?


私自身の肌で感じる景気回復ですが、一部では回復基調であるのは確かな感じがします。

しかし、当社を含めた中小企業にとりまして資金力が問題ではないかと思います。

資金のある会社は、どの業種でも生き残っていくことができるのではないでしょうか?

私たちもそのようになりたいものです。


拍手[0回]


昨年のリーマンショックを契機に始まった世界同時不況。

今年になっても、不況感はぬぐえないまま、終わろうとしています。

特にひどいのが建設業関係ではないでしょうか?

公共事業が縮小され、民需も伸び悩んでいます。

こうした中、体力のあるうちに廃業する建設業者も出てきました。

資金繰りがつかないハウスメーカーは倒産するしかありません。

富山でも地元ハウスメーカーの倒産がありました。

来る2010年はもっと厳しくなるのではないかといわれています。


しかし、一部産業には明るい兆しが出てきているようです。

電子機器関係では、年末年始に工場を稼働するところも出てきました。

また、2交代シフトにしていた工場を3交代に戻した会社もあります。

生産工場の中でも一部門だけが忙しいという会社もあります。


その昔、日本はどの産業も同時に景気に左右されていたと思います。

しかし、これからは一部の産業だけが一人勝ちする、または、一部の企業だけが勝ち組になるといった現象になるのではないでしょうか?

富山では、ジェネリック薬を生産している会社はどこも増築、増産で大忙しです。

後者で言えば「ユニクロ」でしょうか?


日本全体で景気がよくならない世の中で我々は、当社独自の考え方をしながら、お客様の要望、価値観に対応する柔軟さが必要になると思います。

企業は継続して行かなければなりません。

そして、それが社会貢献ということにつながると思います。

拍手[0回]


今年も残すところ1週間となりました。

1年というのは本当に早いものです。(年のせいなのかもしれません)

ということで1年を少し振り返ってみたいと思います。


まず、当社ライフサービスの1年。

昨年からリフォーム部門を「本格稼働」いたしましたが、その結果が徐々に表れてきた年でした。

1月当初は、やはり冬ということで動きも悪かったのですが、暖かくなるに従い、受注が増加してきました。

新築物件も手掛けました。

http://www.life-serv.jp/reform/newhtei.html


DSCN2380_R.jpg
当社にとりまして記念すべき第一棟目となりました。








DSCN2655_R.jpg主婦目線でレイアウトした水回りは、奥様に大変好評です。








DSCN3456_R.jpgまた、リビングダイニングを中心として快適な住まいにリフォームしたのもありました

もちろん、オール電化。



当社のお客様の特徴は、リフォームだけではなく、日ごろの「困った」を気軽に頼める会社とうい印象を持っていただいています。

「草むしりしてくれー」 「エアコンが壊れたー」 「風呂が汚れてきたのでクリーニングしてほしい」 「不用品を片づけてほしい」 というような他社ではあまりないサービスまで受け付けております。

その延長線上が「リフォーム」なのかもしれません。

そういう意味で「リフォーム部門」は欠かすことのできない「会社の柱」に成長した1年といえるのかも知れませんね。

また、12月には当社のとりまして2棟目となる「新築」を手掛けさせていただいております。

来年3月から4月ごろ完成予定で、雪にも負けず、工事を進めております。

新築はあまり宣伝はしておりません。

が、当社を贔屓にしていただいているお客様からの要望で、今回、契約させていただきました。

このような形での受注は、担当者にとりましても大変うれしいことです。

拍手[0回]


組織変更をして、3週間目に突入しました。

今回の変更は、短期的な視野から今後のあるべき姿を考え、痛みの伴う変更でした。

変更当初は麻酔も効かず、痛みが残る結果となりましたが、術後の経過は順調に回復しているようです。

しかしながら、予断はできません。

しっかりとした考えの中で本格的に動くには1~2カ月程度かかると思われます。


どこの会社、組織でも同じでしょうが、長年同じポジションにいると、慢性化してきます。

それに気づいている経営者もいますが、なかなか変更を言い出せるものではありません。

きっかけ、理由が必要です。


ほとんどの人間は、変化することを嫌います。

理由は、「面倒くさい」、「今のほうがいい」とった理由でしょうか?

しかし、当社では、社是に

「時代の変化にすばやく対応し常に社会に貢献する集団」

と、うたっています。

自分たち自身が変化しないと社会に通用しなくなるという考えがあるからです。

「変化」。もっと言えば「向上ということになるのでしょうか。

「向上心」のない人間は当社に必要ありません。

その中で、「もっと向上していくには、組織に刺激を与えより良方向に向かわせる」ことも必要です。

残念な結果になってしまった人もいます。

しかしながら、一度や二度の挫折でへこたれているようではいけません。

自分の足りなかったところや、反省すべきとことを素直に認め、また一からやり治せればそれ以上の力が出てもっと社会に貢献できる人間になれます。


すべてがいい方向に行くことを願ってやみません。


拍手[0回]


50歳を前にしてくるとなぜか同級会の話が青くなってきます。

私も2年前、高校の同期会を行いました。

普通科と理数科を合わせた人数が320名。

卒業してすでに30年ほど経過していましたので、高校の同窓会名簿の中には現住所不明の人、実家のない人など苦労をしながら110名の参加者を集め、行いました。

それ以来、昨年から年末近い11月の第四土曜日、名鉄トヤマホテルで行うことにしました。

今回は40名ほど。

ほとんどが富山に在住の人ばかりですが、出張がてらとか、近隣県から駆けつけてくれた人もおられました。

同期の仲間ですでに8名ほどの方がなくなっておられ、今年も1名の方がお亡くなりになりました。


その時のお話。恩師からの挨拶で興味深いお話がありました。

「40歳代後半になってくると同窓会のお誘いが多くなります。」と、・・・・

どうしてなのか?という話が2次会で話題に上りました。

その理由はおそらくこういう理由なのかもしれません。

まず、高校というのは一定レベルの人たちが集まってきているので安心できるのではないか?

少なくとも入学時には一定のレベルだったはずです。(卒業時は違うかも知れませんが・・・・)

人は自分にとって心地よい居場所が必要です。

それが仕事場であれば一番いいことなんですが、期待できません。

家庭なのか?と思うのですが、これもまた違うようです。

40歳代、50歳代になると子育てが終わり、子供等は自分の人生を歩み始めます。

両親はそろそろボケが始まってきたり、すでに亡くなってしまっている同窓生もいます。

その頃の夫婦は、それぞれの趣味や友人たちと楽しそうにしています。

そうゆうころに、同じ釜の飯を食った人たちとお話をして自分をなぐさめるのかも知れません。


もうひとつ。

人生の半分を生きてきて、老いを感じるようになりました。

老眼が始まった、白髪がすごい、頭が禿げてきた、どこそこが痛いなど、体の不調が多くなっています。

後の半分の人生は「老い」しかありません。

その中で、「自分の人生はこれでよかったのか?」と振り返る時期なのかも知れません。

失敗してる人もいます。成功している人もいます。

いまだに目の出ない人生を送っている人もいます。

それを同じ同期の人間にお話をしたいのではないでしょうか?

そうゆうことを感じながら毎年行なわれる同期会を楽しみにするのでしょうね?

拍手[0回]


1昨日来から円高が続いています。

86円台前半の86円29銭。

年末、海外旅行を予定されている方にとりましては、いい話なのですが、全体から言うと非常に困ったことです。

国内がデフレになったと宣言された中、中国や東南アジアへの輸出で景気がなんとか持ちこたえていたのが、輸出産業にまで影響を及ぼしかねない状況になってきました。

この間から言われている「2番底」になっていく可能性もあるのかも知れません。


私はリーマンショック後の景気回復は早いのではないかと思っておりました。

一部の産業では立ち直りの兆しが出てきているよな報道もありますし、弱電関係では生産が80%程度まで回復しているとも言われています。

しかし、私たちの周りを見てみますとその実感があまりありません。

リーマン前の好景気の時も同じでしたが、地方では感じなくなってきたのかもしれません。


コンクリートに頼らない政策。

このままいけば、建設業に従事する人や会社が半減し、地方で生きる人の働き方まで考えていかなければならない時代になったのでしょうか?

諦めることも肝心。

こだわることも肝心。

いま、いろいろな面で社会が試されてるもかもしれません。


拍手[0回]


日経ビジネスに面白い記事がありました。

2009.11.2日号で、建築家「安藤忠雄」東京大学名誉教授のお話です。

JR東海が計画している「リニア中央新幹線」のことです。

現在、新幹線を使えば東京・名古屋まで1時間半あまりでいける。

リニアは50分以内で行けることになる。

わずか40~50分の短縮のためにあれだけの工事が必要なのか?

民間企業がどんなに投資してもそれは自由だ。

しかし莫大な建設費を掛けるほどのものなのだろうか?

とのお話でした。

リニアを作るのなら、羽田空港と成田空港との間に大深度地下を利用してトンネルを掘って敷設するほうが、羽田と成田を一体化でき、数分で結ぶことができる。

それを目当てに外国人観光客も増加するのではないかと・・・・・

このような背景には、日本の国土をどうするかという「ビジョン」の欠如をあげていらっしゃいます。

民主党政権になってから、ダムや箱ものなどあらゆる公共投資を一気に切り捨てようとしている。

民主党は国のあるべき姿をきちんと提示してほしい。


というような内容なのですが、私に言わせれば、「狭い日本。そんなに急いでどこへ行く」です。

日本には世界に誇れる技術が多くあると思います。

諸外国と比較してみると、アメリカには、大企業やベンチャー企業が多いのですが、日本の中小企業に代表される「職人」がいない印象があります。

中国はこれからも世界の工場として生産がますます多くなると思います。

ヨーロッパ(EU)はどうでしょう?

古い歴史と文化に支えられながら、観光などで生き残れると思います。

ただし、ドイツは日本と同じような「職人」がいますのでちょっと違うかもしれません。

インドはこれからではないでしょうか?20年後、30年後には中国に次いで経済立国になっているのではないでしょうか?

日本は太古の昔から、仏教を神教と融合し日本独自の「仏教」にしました。

明治以降もヨーロッパ諸国の技術を巧みに取り入れ、産業振興して現在のような世界第2の先進国になりました。

リニアの技術や今回、予算を削られた「スーパーコンピュータ開発」や「ロケット開発」など、この辺でもう一度考え直し、次の日本に必要なことを考えなおしてもいいのではないでしょうか?

焦る必要はありません。

これ以上、本当に必要な技術を皆さんで考えましょう。

「狭い日本、そんないに急いでどこへいく」  ですよ。





拍手[0回]


06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
HN:
伊勢 徹
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1960/05/18
職業:
会社役員
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
両親、妻、犬(ラブラドール:ブラック:名前アッシュ)ネコ(雑種:チーコ)の4人+2匹と生活。
長女、長男は大学生で東京でそれぞれ一人暮らし。
腰の手術をしてからは、大幹を鍛えることに意欲を見せ、筋力UPに努めています。
自分では「まじめな人間」だと思っているのですが、「しょわしない(落ち着きがないという意味)」「面白い人」「いい加減」といつも言われます。
性格は母親に似ているのかもしれません!!

-外国為替-
<<前のページ  | HOME |  次のページ>>
Copyright ©  -- 田舎のリフォーム会社社長のブログ --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ