昨年のリーマンショックを契機に始まった世界同時不況。
今年になっても、不況感はぬぐえないまま、終わろうとしています。
特にひどいのが建設業関係ではないでしょうか?
公共事業が縮小され、民需も伸び悩んでいます。
こうした中、体力のあるうちに廃業する建設業者も出てきました。
資金繰りがつかないハウスメーカーは倒産するしかありません。
富山でも地元ハウスメーカーの倒産がありました。
来る2010年はもっと厳しくなるのではないかといわれています。
しかし、一部産業には明るい兆しが出てきているようです。
電子機器関係では、年末年始に工場を稼働するところも出てきました。
また、2交代シフトにしていた工場を3交代に戻した会社もあります。
生産工場の中でも一部門だけが忙しいという会社もあります。
その昔、日本はどの産業も同時に景気に左右されていたと思います。
しかし、これからは一部の産業だけが一人勝ちする、または、一部の企業だけが勝ち組になるといった現象になるのではないでしょうか?
富山では、ジェネリック薬を生産している会社はどこも増築、増産で大忙しです。
後者で言えば「ユニクロ」でしょうか?
日本全体で景気がよくならない世の中で我々は、当社独自の考え方をしながら、お客様の要望、価値観に対応する柔軟さが必要になると思います。
企業は継続して行かなければなりません。
そして、それが社会貢献ということにつながると思います。
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