昨日、自動車大手8社の動向が発表されました。
いずれの企業も「黒字」となったようです。
自動車産業がそろって黒字化したことは、日本国内の産業に及ぼす影響は大きいと思われますので、歓迎すべきことです。
黒字化の原因の一つは、「経費削減」。
もう一つは、「中国を中心とする東アジアでの販売が好調なため」ということです。
しかしながら、日本、特に地方にいる私たちにはその実感を味わうことが難しいようです。
昨日中国を訪問した時、「自動車はやはり日本車が一番」と、ガイドさんが言っておられました。
高速道路で故障して止まっている車に日本車はほとんど見かけませんでした。
TOYOTAのプリススの件があってからというもの、日本車の信頼感が薄れてしまったのかとも思われましたが、中国ではそうではないようです。
日本車より目に付いたのが、「ワーゲン」です。
また、高級車で目に付いたのが、「アウディ」。
日本の「クラウン」「レクサス」などより多かったのではないでしょうか?
この原因は、両社ともずいぶん昔から中国に進出して、基盤作りをしてきたせいで、合弁企業の立ち上げも早かったと聞いています。
まだまだ発展途上にある中国。
自動車もますます売れるのではないかと思われます。
しかしながら、運転免許を所得するのにずいぶんとお金がかかります。
私の記憶が正しければ、日本円で70万円ほどかかり、期間も3カ月以上だということです。
ということは、日本のように高校を卒業した若者が手軽に運転免許を取得できるわけではなく、富裕層を中心とした人たちのみが取得できるのかもしれません。
道路整備が追い付かず、しかも、交通ルールを守らない国で(彼らからすると守っているかもしれませんが・・・)お手軽に運転免許を発行することは、国が許さないのかも知れません。
中国で現在、中国同時ブランドを作る動きが各分野で起こっているそうです。
最初は、「物まね」で行くということですが、ゆくゆくは独自のコンセプトでブランド化していこうということらしいです。
「コピー大国中国」と言われていますが、夜市や中国人しかいかないような百貨店?ではまだまだ多くの「コピー商品」を見つけることが出来ました。
中国人に受け、なおかつ全世界に打って出るような商品を開発することは遠い先のような気がしてなりません。
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