便利屋を始めて4年の歳月が経ちました。
実は当社でまだ弱い分野がこの頃ありました。
業務用エアコンクリーニングです。
<業務用エアコンクリーニング風景>
受注があった場合、協力会社さんに頼んで施工していただいておりました。
実はこの頃はまだ業務用エアコンのクリーニングをするという考え方が少なかったのです。
壊れたり、効きが悪くなったときに「クリーニング」をしましょうというパターンが多かったのです。価格も45,000円/台ととても高価なものでした。
ところが全国的には、壁掛けエアコンクリーニングのように汚れたら清掃するという考え方が出回り始めていたのです。
「エアコンを長く使用する」、「事務所内の空気をクリーンにしたい」という事業所が環境問題が持ち上がる中、増加してきたのです。
大分県の「加藤電工」さんという会社が画期的なエアコンクリーニングツールを開発されました。特許も取得されていました。
早速、その機械を購入。販売方法も教えてもらい、自社施工に移ったのです。
新しい営業マンを採用。専属で新規顧客獲得に動き始めました。
最初はなかなか仕事が取れませんでしたが、そこそこ取れるようになって来ました。
クリーニングはリピートします。2年目、3年目になれば徐々に売り上げが増加していきます。
新しい分野に挑戦し始めたのです。
そうこうしているうちに4年目も終了。
ベンリーのオーナー会がありました。
結果は、見事1位。3年間で頂点に上りつめたのです。
正直なところ予想は出来ていました。当時で800万円/月の売り上げになっていたからです。
でもやはりトップというにはうれしいものです。
この頃から、私は「広告塔」として使用されるようになりました。
雑誌「アントレ」などのベンリーチェーンの募集広告に積極的に使用されていきました。
「わずか3年間で売上高1億円!!」「知識のない状態から初めてもなれます」というような文字が踊っていました。
この時点で「新しい便利屋の形態を創造した」と確信していました。
便利屋の売り上げは平均で150万円程度です。それらと比べれば圧倒的に格差がありました。
「これを確信にして行こう」と思いました。
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