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田舎のリフォーム会社社長のブログ

独立して21年。 富山の片田舎でリフォーム、不動産メンテナンス、生活代行業などで頑張っています。当社の歴史、苦労話、経営観、今日のコメント、従業員の紹介、仕事の内容などを書いています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

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昨日、富山法人会主催のセミナーに参加してきました。

今回の講師は、オリジン・コーポレーション前社長 杉井保之さんでした。

現在は、経営コンサルタントをされ全国を飛び回っておられます。

杉井さんは、静岡県焼津市生まれ。地元警察官を10年間ほど勤められ、家業の「ヤシロ消毒」を継がれました。

実父が病気で倒れられたとは言え、お堅い職業から全く関係のない職業への転身です。

自分ひとりでの事業。大変だったそうです。

営業の甲斐もあって少しづつ仕事も増え始め、従業員も採用できるようになりました。

しかしながら、採用できるのは不登校だった子、保護観察中の人、暴走族をしている子など問題を抱える人たちばかりだったそうです。

朝、出勤してこないということは日常茶飯事。

自己破産している人も大勢いたそうです。

その人たちを使うに当たって、行ったことは「個人個人に合った課題を与える」ことだったそうです。

普通の人たちと違って、出来ないことが多い人たちです。

「挨拶が出来るようにしましょう」という簡単な達成できる目標を与え、それが出来るとほめてあげたそうです。

また、施工後にお客様に「サンキューレター」を書くことも取り入れたそうです。

その結果、お客様から「ご指名」がかかるようになり、お客様から他のお客様を紹介していただけるようになったそうです。

仕事上、冬場が閑散期になります。

その時にとりいれたのが、「製茶機械の組み立て」だそうです。

製茶機は冬場に生産して、設置するのが通常。

春から秋まではその機械でお茶を作ります。

つまり、売り上げの底の月に新規事業を取り入れたということ。

これも順調に推移して、利益体質に変化したそうです。

こんな話もされました。

通常、経営者は本業の近辺の事業を取り入れようとします。

たとえば、土木建築業であればリフォーム事業をする、和服販売であれば結婚紹介所をするなど・・・

杉井さんは全く関係のないことを行っているそうです。

シロアリ駆除と機械組み立ては全く一致しません。

やはり、もともと警察官だった人がシロアリ駆除を行い、成功したという実績がそうさせるのかもしれません。

実際、現在の建設業では温泉を掘り当て、銭湯を経営している方もおられますし、飲食業に進出されている企業もあります。


まだまだご紹介したいこともありますが、今回のお話で沢山のヒントを頂きました。

特に私が印象に残ったのが、「縁をつなぐ」という言葉でした。

経営者は、「量」を求めます。

つまり、売り上げを増加させること、利益を増大させること、大きな仕事をすることなど「量」にこだわります。

それが、一流の会社、信用のある会社という固定観念に取りつかれています。

私もその辺には覚えがあります。

しかしながら、やはり「量より質を求める経営」をしていかなければ、これからの中小企業は継続していきません。

派手な広告をするのではなく、「人と縁を大切にする」

そして昨日より今日、今日より明日が少しだけ成長していけるような会社にしていかなければなりません。

私たちも原点に立ち戻って、「お客様から選ばれる会社」にしていこうと思います。


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ある当社のお得意様の部長様とお話をしておりました。

その時に出た話題。

「上(経営者)は、その仕事に関わっている売り上げ金額でその人を評価している売り上げの高い、そして利益のある部門を任されている人ほど評価を高く、そして賞与も高くしている。」

その会社とのお取引はメンテナンスに関わる仕事を中心とさせていただいております。

つまり、物品の販売が主ではなく、労働の対価を頂いています。

必然的に売り上げが劇的に上がるはずもなく、本当に地道な、手堅い仕事という感じです。

その部門長である方が、自社の取引先でいつも小工事やちょっとしたトラブル対策しかしていなかった人が、改修工事の見積もり依頼を受け、見事受注出来たそうです。

金額も約8,000万円。

おそらく数年分の売り上げを一気に達成したのだと思います。

その施主様である社長様から、えらそうにその時とばかりに挨拶に出向いた社長に云われた言葉は、

「あなたの会社の担当者は、人が嫌がるような小さな工事を喜んで引き受けてくれ、一生懸命作業してくれていました。今回、貴社に発注出来た要因はその担当者がいたからだと思いますよ」。

社長は二の句が告げられなかったそうです。

社長はその担当者の評価を今まではとても低く見ていました。

売り上げが低く、どう見ても無駄としか言いようがない風にしか映っていなかったのではないでしょうか?

他の評価している担当者は、おそらく会社の優位な関係を利用して取引していたとすれば、その担当者は売り上げが高くてもたとえ失敗やトラブルが発生しても何ら取り引きがなくなることはありません。

その担当者が評価が高く、今回約8,000万円の売り上げになった方の評価が低いということは、もう言い出せなくなったことでしょう。

私も思います。人を評価するときにその取り扱う金額で評価してはならないということ。

もし、評価するとすればその人が自分の実力より少しだけ上を目指して地道に努力しているかどうか?ということを重要視します。

実力が高くても低くても実力通りの仕事しかしない人は評価を落とします。

また、チャレンジをしない人も評価しません。

やはり地道に一生懸命することが一番重要なのでしょうね?


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福島原子力発電所はこれ以上悪くならない所まで来たような感じはするのですが、「レベル7」まで引き上げられたことを思えば、予断を許さないということかもしれません。

津波によるトラブルが発生してしまったことは残念ですが、原子力発電は必要なのでしょうか?

そもそも原子力は軍事利用が目的でした。その結果、世界で初めて原子力爆弾が日本上空で爆発し、広島、長崎で多くの犠牲者が出ました。

それを平和利用しようとしたのが、原子力発電だったのです。

軍事利用せず、純粋に平和利用しているのはこの国、日本だけかもしれません。

原子力発電に対しては賛成派と反対派がいます。

反対派は「平和利用などできない。また、核燃料の燃えカスの処理問題、今回のような事故による危険性」を言います。

賛成派は「原子力は安全利用できる。日本は唯一の核爆弾被害国だ。その国が軍事目的で核開発することはない。また、環境問題を考えると一番有効なエネンルギーだ。」といいます。

お互いに言い分があり、どちらが正しいかというのは結論が出にくいと思います。

私が考えるには、「技術の進歩を考えるときには、哲学と倫理感を鑑みて正しいことをするべきではないか?」と思います。

この世の中に「原子力」というものを発見してしまいました。

これは、私たちが想像もできないくらいに莫大なエネルギーをもっており、その減衰率も半永久にある元素もあります。

そしてこの物質は取り扱いがとても厄介です。

目に見えない物質を発し、人間の体はもちろん厚いコンクリートさえ通って行きます。廃棄物は地下深くに厳重に管理しておかなければなりません。

それがこの美しい地球上に存在しているのです。

いま、その研究を止め、そのうちいつか遠い将来に改めて研究すればいいではないか?という考えもあると思います。

私が思うには、困難なことを研究し人類の役に立つことが技術革新ではないかと思います。

その例えは違うと思う人もおられますが、現在私たちが携帯している電話も15年前は電池が1日持ちませんでした。

現在はわずか100グラムの中に、電池、画面、通信、ソフト、情報などが詰まっています。

今年中には情報端末としてパソコンをしのぐのではないかとも言われています。

それでは、問題の「原子力」どうでしょう?

現在、原子力発電は強いアゲンストの風が吹いています。

福島県に原子力発電所を置くのではなく、消費地である東京に置くべきだと言った馬鹿な知事もおられますよね?

ここは原子力開発している研究者、そしてその開発をしている東芝をはじめとする企業の方々、発電をしている電力各社は、この困難から背を向けるのではなく、立ち向かっていってほしいものです。

人類はさまざまな困難を克服して今日の繁栄を迎えています。

これからも技術革新により便利な生活をもたらしてくれるでしょう。

今回発生したことはさまざまな要因があり、反省すべき点も沢山あります。

しかしながらいずれこの化け物である「原子力」という物質を管理する技術を構築していかなければなりません。

ガソリンのように取り扱いが厄介ではないというレベルまでの技術が現れるかもしれません。

技術革新を止めてしまうことは、人類の発展にはつながりません。

そう云う意味では原子力発電は必要ではないかと思います。



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今日から4月。新年度になりました。

今日は富山でも15度以上の気温になりそうで、春本番を思わせるようなよい天気になりそうです。

昨日、知り合いの方に連絡を入れたところ、「今日が退職の日で、職場の人たちにお祝いをしてもらう」という話でした。

「あっ、そうか、そういう日なんだ。」と改めて気づかされました。

そして今日。入社式の日です。

新入社員の門出を祝い、将来の日本をしょって立つ立派な人になってもらいたいものでうす。

今回の震災で、内定取り消しや、入社延期を言い渡された方もあおられるようですね。

本当に気の毒なことです。


福島第一原子力発電所の状態は芳しくないようです。

一応危機的な状態を脱したような報道ではありますが、さまざまな問題が残っているようです。

私は、「廃炉」ということはどういうことを言うのか?という事実を知りませんでした。

「廃炉」というのは、これで原子力による発電を止めるという事実だけではないようです。

原発内部は、放射能に汚染された水、炉、配管などがあります。

その内部の水を抜くことは現実的には相当難しいことのようです。

水を抜くと、鋼鉄製の炉や、配管ににさびが発生して、そこから放射能や有害物資がもれだす危険があるとのことです。

また、その水が安全な水になることも相当難しいようです。

炉内部は放射能に汚染されています。

無害化する技術は現在ないのではないかと思います。

ということは、何とか炉を冷やすことが出来たとしてもその状態を維持するために数十年間管理し続けなければならないということになります。

水を循環させるためのポンプや配管などを更新していくとも要求されます。

とてつもない時間とお金がかかります。

福島第一原発1号機は1971年に稼働した原子炉だそうですが、すでに40年も使用され続けてきました。

製造したのはアメリカだそうです。

設計段階から言うと約40年ほど前の技術が使われて来ていたということになります。

早晩「廃炉」ということは目に見えていたのではないでしょうか?

それが出来なかった。

「「廃炉」にすると維持費がとてつもなくかかるということと同時に、その手法が確立していないということではないかとも思われます。


今回の災害でフランスやアメリカから専門家がやってきて今後の対応を検討していくようです。

(日本はフランスから核燃料棒を買っています)

どこかで「廃炉」の技術的手法を解決していかなかればならい時だったようにも思えますので、世界の英知を集めてこの問題に取り組んでいってもらいたいものです。

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今回の大地震に対する義援金活動ですが、当社でも始めたということをお伝えしましたが、金額は別としまして従業員全員が寄付をしました。

ニュージーランド地震などでも社内で義援金を集めるという感じにはなりませんでした。

今回はどうしてもしてもしなければならないという気持ちになって、全従業員が一致協力しました。


有名人の義援金について大方の寄付金額が出そろったようですね?

昨日の話題で、「宮里藍が疑念金活動をします。ご協力ください。」という話題で、アメリア女子ツアー仲間から非難の声が上がったようです。

内容は、宮里が寄付した金額が10万円。先々週の大会ではバーディーを出したらいくら、ボギーだったらいくらということを取り決めプレーをしたそうです。

それに、宮里や上田、美香などは出場せず、先週の大会で義援金活動を始めたことに対して同じプロ仲間からクレームをつけられたようです。

「みなさん。私たちが作成したバッジをつけて下さい。」と言われても、あなたはいくら寄付したの?試合にも出ないで寄付もしないのはおかしいのではありませんか?と・・・・

一方、有村知恵は宮里と同じ東北高校出身であり、義援金も1200万円を出して活動をしています。

石川遼は、リスのぬいぐるみを1000円で販売し、その売り上げを全て寄付するというやり方を発表したそうです。

両社とも自身の口から今回の義援金に対する言葉を聞いていないのではっきりしませんが、やはりやり方が間違っていたと言わざるおえません。

両社は日本のプロゴルフ界をしょって立っている若手です。

マネジメントをしている人たちが別にいるとは言え、今回のような日本の経済がどうかなろうとするような大災害に対し、自身の呼びかけだけで済まされない責任があると思います。

「私たちプロは応援していただいているファンのおかげです」と言いきっている石川遼などは、アメリカで試合をしているとは言えそれなりの金額の義援金をしたほうが良かったのではないかと思います。

日本全体がお祭りやイベントを中止したり、計画停電で不便な生活を強いられ、我慢をしているこのようなときにこそ、巣の人間性が現れるのかもしれません。

「成金はお金の使い方が分からないので散在する。もともとのお金持ちはお金の活かし方を知っている。」

両者にそのようなことはないとは思いますが、適切な行動をしていただきたいと思います。

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東京高田馬場にいる私の叔母から、「ひ孫が乳幼児で今回の水道の放射性物質の件で水がなくて困っている。富山で購入して東京へ送ってくれないか?」という連絡が入りました。

早速、私の母親が近くのスーパーに出かけてみました所、ミネラルウォーターが一本もなかったということです。

「それであれば、石倉地蔵尊の水を汲みにいけば?」

ということで、キャンプに使っていたポリ容器とペットボトルを持って汲みに行ってもらいました。

午前中比較的早い時間帯だったのでそれほど人はいなかったようです。

それを昨日、宅配便で送りました。


昨日のNHKのニュースを見てみると、大人には全く影響が出ることがないのですが、乳幼児は大量摂取すると甲状腺がんになる確率が高くなるということでした。

その「程度」のことですが、これが私たち消費者にはよく理解できず、「基準値を1000倍も超えて・・・」とか言われると、もう恐ろしくなってしまします。

「大人が飲み続けてもいいんだよ」と言われても不安になります。

お昼過ぎになると今度は目黒に住む私の妹からのメール。

「心配でスーパーに行っても水はない。富山から送ってくれないか?」

という内容でした。

「おいおい、あなたは26日に一時帰富すると言っているじゃないか?それまでの我慢は出来ないのか?」

「それはそうだね。我慢します。」

とった内容でした。

25日現在の金町浄水場の水は飲んでも差し支えない状態になったそうなのですが、やはり不安は残ります。

「風評被害」

叔母のひ孫は一昨日の発表を聞くだけでは「危険だ。このまま値が上昇していけば子どもの将来が危ぶまれる。」という感じになったと思います。

家の将来を想う叔母からすれば、富山にいる私たちにすがったことは理解できます。

しかしながら、私の妹のように確かな情報を聞かずに伝言ゲームのような情報の一部だけが伝わって肝心のところが抜けてしまい、不安感を覚え間違った行動を起こしてしまうことは、よくあることだと思います。

現在富山に戻っている私の長男に、「東京に戻ったら水を飲むか?」と尋ねてみました。

「飲むよ。」という返事が返ってきました。


企業でも「風評被害」に悩まされることがあります。

そのことが原因で倒産してしまった会社もあります。

私たちはこのような状況だからこそ正しい情報を入手して、正しいと思われる行動をしていかなければなりません。

叔母に送った水、20L程度ですが、本当の意味で使われていくことを願うばかりです。


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平成23年3月11日午後2時48分ごろに発生した今回の地震の全容は依然として分からないままです。

先の平成7年に発生した阪神淡路大震災の時の死者は6,434名、行方不明者3名となっていますが、それより多くなるような勢いです。

住宅などの被害も甚大です。

また、原子炉でのトラブルも続いています。

日本で初めての輪番停電も実施される可能性もあります。

東京は都市機能が完全に奪われ、まともな経済活動が出来ない状態となっています。

本当にとてつもない災害です。

日本はどうなってしまうのでしょうか?

少しだけでもまともになるのはいつになるのでしょうか?

それすらもわからない状態です。

大都市でこのようなことが発生したことは、戦争を除いて人類は経験していないはずです。

今後、復興していくに当たり考えなければならないことが沢山ある気がします。

復興する時のインフラ整備にかかる費用。

都市機能を今後も東京に置くことの是非。

災害に遭われた個人への支援。

原子炉の立地問題。

まだまだあるような気がします。

災害に遭わなかった私たちも、個人個人がどのような支援が出来るのか?どれを我慢しなければならないのか?

この国の将来をどうするのかということまで考えてみる必要があると思います。

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来年度の税制が決定した。

今日の日経では、散々な書き方がされていましたが、私たちのような年収の少ない人や相続税に困らない人にとりましては、歓迎できる内容もあります。

まず、企業の税金が実質5%値下げされるということです。

中小企業にとりましてはこの5%は意義が大きい。

ほとんどの中小企業は利益が1000万円以下が多いのではないかと思います。

決算をして、税金、税理士さんへの支払い、そして予定納税をすると来季早々には300万円程度しか手元に残りません。

これが500万円だったら100万円程度になるのではないでしょうか?

その中の5%は、意義があると思います。

5%の減税で人材を雇用でき、国際競争力もつくというわけです。

個人では全体を見れば増税ということになります。

しかしながら「お金沢山持っている人、収入が沢山ある人」から取るという内容です。

年収1500万円以上の方、相続を迎える方にはお気の毒ですが増税となってしまいます。

今回の改正ででは「お金の余裕のある皆さんにはご負担を頂きますが、法人税の値下げなどにより結果として正社員の雇用拡大につながり、総合的に格差が是正される」(菅首相)ということになります。

さて、今後の日本はどうなるのでしょうか?


私が思うには日本の個人預貯金が実質の消費に回っていないことが原因ではないかと思います。

たとえば、相続の問題。

日本人の平均余命が90歳程度まで伸びています。

その方が多くの資産を持ってお亡くなりになりました。

(実際私どもの仕事の性格上、高齢者の方が多いのですが、必ず現金で支払われます)

相続となりますと、配偶者に1/2、残りの1/2を子どもが相続します。

半分をもらった配偶者が問題。

もらった年齢はおそらく80歳代でしょう。

その配偶者が余命の中で消費する資産はあまりありません。

そして、その子供もです。

おそらく、50歳代後半に達しようかという年齢になっています。

家のローンが残っていれば使うかもしれません。

しかしながら、あまりほしいものはなくなる年齢です。

そして、おそらく子育ても終了しています。

ということは、60歳以上の方々でお金が周り、消費の年代(20歳~50歳程度)にはお金が回ってこないのです。

これが高齢化した日本の「お金、資産の実態」なのです。

考えてみてください。今年の大学生の就職内定率が最低になるといわれています。

お金を使うことをしない高齢者がより多くのお金を持ち、お金を使わずに貯蓄だけして、その結果若者が苦しんでいる。

未来のある若者にもっと雇用の機会なり、夢なりを持ってほしいと思いませんか?

税の面でいけば「消費税を上げる」というのが公平であるとは思いますが、高齢者がもっと消費するとは思えません。

今必要なのはやはり「雇用の拡大」ではないでしょうか?

それにより若者は将来に光がさし、結婚と子育てをして日本を支えていく力となる気がします。

みなさん、お金を回しましょう!!!


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先週末日曜日の温かさとは打って変わって、今日は寒い一日となっています。

最高気温も10度まで行くかどうかという感じで、我が家の犬は丸くなり風の当たらない車庫にいます。

少しづつ冬に近づいているのだなーということを実感します。

今日のニュースに日本のGNPが4.5%に上方修正されたというのがありました。

設備投資が増加したことによるものだそうです。

しかし、一般庶民には実感がありません。

なぜなのでしょうか?

私の思うに、日本のバブル期には、全産業で好景気で落ちこぼれた業界がなかったと思います。

製造業が良ければ、設備投資産業がいい。

飲食産業が良ければ、宝飾関係も良くなる。

繋がっていました。

しかし、現在の景気は一部の産業やその周辺の産業しか好景気であることを実感できません。

要するに一部の産業だけが勝ち組になっているのです。

それで私たちは景気が良くなってきたのを実感できないのではないかと思います。

それはなぜか?

政治や経済に対する先行き不透明感がお金を使うことに対し不安感があり、結果として別の産業までにお金が回らないのではないかと思います。


やはり、お金は貯蓄するだけではいけないのです。

消費してその結果、また手元に戻ってくる。

私も祖母が、私が小学校の時に質問してきました。

「たらいに水を浮かべてあって、自分から手の届かないところにほしいものが浮かんでいる。どうすれば取れるだろう?」

私は、「水を手前に引きよせれば、自分の手元に来ると思う」

と言いました。

実際、やってみましたが、何度かするうちに手元にきます。

祖母の答えは、「水を手前から取りたい物に向かって手で押しなさい。そうすれば来るよ」

実験してみたら、わずか1~2回でそれも力を入れないでも自分の懐に入るようにきました。

一度、自分から出してしまえば、たらいの丸みを利用して懐まで来るのです。

私は、実践しています。

皆様も一度納得したうえで行ってみてはいかがでしょうか?


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先日、北陸経済研究所さんの主催された講演会に出席してきました。

演題は「加賀屋の流儀~おもてなしの心でアジア需要を取り込む~」というものでした。

この講演会の趣旨は、富山県の中小企業が今後海外で販売や製造をする場合のヒントになればということだったようです。

私どもの会社が海外で販売するものなどないわけですが、先のNHKクローズアップ現代でも加賀屋を紹介し、「日本のおもてなしの文化を輸出する」という今までになかった海外展開ということで番組を見られた方もあったかもしれません。

台湾は現在、中国本土と同じでバブルになっているそうです。

加賀屋という旅館を台湾で、しかも、サービスは日本と同じ、価格も同じということで12月18日にオープンするそうです。

台湾を含め、中国本土では富裕層が着実に増加しており、日本人をターゲットにはしていないそうです。

運営方法はFC制にして、実際に経営するのは台湾大手建設業の「日勝生」という会社が経営されます(間違っていたらばごめんなさい)

もともと15年ほど前から台湾観光客を石川県の「加賀屋」で受け入れていた経緯があり、台湾の方のリピータも沢山いらっしゃるそうです。

夫婦で10回以上訪れている人も・・・

加賀屋さんが一番大切にしているのは、「人と人のコミニュケーション」だそうです。

宿泊客にアンケート調査をしたところ、施設がいいとか、料理が良かった、温泉が良かったという回答より、「浴衣を着せてくれた」「帯を結んでくれた」「皆が廊下で笑顔で挨拶してくれた」「女中さんと一緒に踊りやカラオケをしてくれた」と云う回答が多いそうです。

「おもてなし」に徹する旅館ならではのサービスが「日本で一番行きたい旅館」ということになっているのでしょうか?

また、会長はこのようなことも言われました。

「施設や料理で美味しい、きれいだというのは当たり前で特色にはなりません。他社が追い付けないサービスこそが当社の強みなのです。」

海外展開を考えていない私にとって、「おもてなしの心」は本当に参考になりました。

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HN:
伊勢 徹
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1960/05/18
職業:
会社役員
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
両親、妻、犬(ラブラドール:ブラック:名前アッシュ)ネコ(雑種:チーコ)の4人+2匹と生活。
長女、長男は大学生で東京でそれぞれ一人暮らし。
腰の手術をしてからは、大幹を鍛えることに意欲を見せ、筋力UPに努めています。
自分では「まじめな人間」だと思っているのですが、「しょわしない(落ち着きがないという意味)」「面白い人」「いい加減」といつも言われます。
性格は母親に似ているのかもしれません!!

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