昨日、時間が出来たので「REILWAYS愛を伝えられない大人たちへ」を観てきました。
http://www.railways2.jp/
私は50歳を過ぎてしまっていますので、夫婦でチケットを取ると一人1000円になります。
最近は必然的に夫婦で鑑賞することが多いのですが、今回は富山ロケで、しかも主人公が私と同じ名前の「徹」でしたので、「これは観ておかなくては!!」と意気込んで観ました。
公開されてから3か月は経過しているとは思いますが、以外にも夫婦、それも老夫婦で来ている方が大勢いたことにはびっくり。
富山地方鉄道さんが全面協力しておられたこともあって、「富山ではないような風景の中に電車が走っている」光景には、そこに行ってみたいと思わせるものがありました。
護国神社の裏だと思うのですが、松川べりの桜もきれいで、春になったら桜の下を散歩したいなーとも思いましたね。
ほとんどの人が涙を流していたと思うのですが、その感動するシーンがそれぞれなんだということも判明。
私が涙が止まらなかったシーンは、徹さんが退職する日に電車を運転して終点電鉄富山駅まで行くシーンでした。
特に、娘役の小池栄子が田んぼの中の道で手を振っているところは、「自分の最後はああやって見送ってもらえるのだろうか?」という思いが先立ち、思わず声を出して泣くところでした。
徹さんが高校生のバツイチの女性と不倫?しそうになるシーンもあったりして、夫婦で見るにはちっとドキッとする場面もありましたが、男は本当に勝手な生き物だなーということをつくづくと感じさせる映画でしたよ。
「老いる」ことは人間だれしも免れないことで、そしていつかは「終わり」がきます。
その終わりに向かって生きていることをしっかりと感じ、「老いる」ことを楽しんでいくことが出来れば、いい人生だったと思えるのかもしれませんね。
プライドを捨て、人間らしく、その人らしく「老いる」。
そのようなことまで考えさせられる映画でした。
富山に住んでいらっしゃる方で、いまだに観ていない方、是非、富山を応援する意味でも映画館に足を運んでください。
きっと感動しますよ!!
[0回]
PR