沖縄の普天間基地移転の件で、翁長知事は埋め立て承認取り消しをしました。
これで国と県の対立は法廷闘争へと移る可能性が高くなってきました。
知事は「前知事による埋め立て承認は瑕疵があった」と主張し、国は「瑕疵はない」という言い分です。
法律に乗っ取って対立をしても、どうしようも解決しない場合の裁判ですが、そもそもは、前知事がその権限で認めたことです。
その時点では全く問題はなかったはずです。
国も県も様々な法律に照らし合わせて手続きを進めても、変わってしまう。
そもそも法律とは正しいのでしょうか?
私は、「正しくない」と思っています。
専門家ではないのでうまく説明できませんが、法律は「世の中は、現在こういう状態だから、ここまではきめておきましょう。来年には見直しが必要かもしれません」といった程度のもので、確実性には欠けているような気がします。
契約書もそうだと思います。
契約書の最後の方に、「書面にない内容がありましたら、協議しましょうね」と書かれているものが多いと思います。
行間の内容や曖昧な事柄はは話し合いで解決しましょう、ということです。
契約書は正しいかと言われると、正しくないのです。正確ではないといった方が良いかもしれません。
その辺を理解していないから、争いが起き、裁判所の判断を仰がなければならなくなるのです。
契約を破棄したいときにはそれなりの理由があるはずです。
その理由が曖昧なとき、どちらにも不利に働くとき、争うのです。
私たちは、契約をしながら生活しています。
コンビニでコーヒーを注文したときにも契約しています。
契約は中々覆すことは難しいと思います。
今回の場合も国側が有利と言われてもおりますが、マスコミはそう報道しません。
契約そのものをもっと重視してもらいたいものです。沖縄知事さん!!
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