伊勢志摩サミットよりも、もっと世界を動かしたことが「アメリカ大統領の広島訪問」だったのではないでしょうか?
オバマ大統領は現職の大統領として初めて広島の地を踏みました。
そして17分間にも及ぶスピーチをされ、5月27日が歴史的な日になったことは間違いありません。
大統領のスピーチで印象に残ったのがこの言葉。
「科学の力で、我々は海を越え対話し、雲の上の空を飛び、病気を治し、宇宙の真理を知ることが出来るようになった。
しかし、同じ科学の発見が、効率的な殺人の機械を生み出すこともある。
近代の戦争や広島(での原爆被害)はこの真実を告げている。
科学の進歩に見合うだけ人間社会に進歩がなかれば破滅が訪れる。
原子核の分裂を可能にした科学の進歩と同様、道徳の進化も求められている。」
人間は進化するだけではなく、その進化に見合うだけの道徳、理を持っていなかればならないことを、今一度、考えなおしていかなければなりません。
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