「植物工場」
何のことか?と思われる方が多いと思います。
「季節や天候に左右されずに農産物を計画的、安定的に生産・供給できる新しい食糧生産システム」です。
農業と商工業が手を組む「農商工連携」のひとつの事業で、経済産業省と農林水産省がバックアップしています。
2月23日(火)金沢で、フォーラムがありました。
そこへ参加してきたのですが、北陸3県はもちろんのこと中部圏からたくさんの参加者があり、会場は満員。
関心の高さを改めて知りました。
右の写真は、実際の植物工場を展示用に小さくしたものです。
内部にある「植物」
リーフ類やハーブ系の野菜を生産していました。
LEDの光で色を変え、生産効率を高める研究も進められているようです。
水耕栽培で、培養液を循環させて根から栄養分を供給します。
流すうちに栄養分を植物が吸収しますので、センサーで感知し不足した栄養を補充できるようになっています。
さらに空気中に飛散した水分も回収。循環するようになっています。
植物の生育に必要な環境(光、温度、湿度、CO2濃度、養分、水分等)を、LED照明や空調、養液供給等で人工的にコントロールして、1年を通じて連続的に生産できるようになっています。
メリットは
・安心安全な野菜作りができる
・年間を通じて安定供給できる
・雇用の創出を実現できる
などがあげられます。
デメリットは
・設置コストが高い
・単価が高い
・人材がいない
などです。
いつかはこのよう光景が全国で見られるようななるのかもしれませんね。
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