日本はもちろんのこと、世界を驚かせ、混乱させたSTAP細胞は存在しなかったことが、結論づけられました。
STAP細胞論文を昨年開催した英科学誌ネイチャーは、STAP細胞が存在するかどうかについて詳しく分析した2論文を掲載し、「STAP現象が真実でないことをはっきりと立証した」と位置づけ、一連の騒動に区切りをつけました。
「STAP細胞は、ES細胞だった」
私たちは、小保方さんという可愛らしい研究員とその周りを取り囲んだ研究者に、まんまと騙されたような格好です。
私も、小保方さんの言葉を信じていた一人でした。本人が「あります」と主張した言葉には間違いがないと確信もしていました。
しかし、状況がだんだん判明していくにしたがって、研究のずさんさや、愛憎劇まで飛び出し
そして自殺者まで出ました。
この時点で、もう「ない」と判断してよかったかもしれません。
私は、正しいことには理路整然と語れる論理があり、その過程には何の濁りもないと思っています。
純粋性、謙虚さ、反省。そのような積み重ねに真理があり、その「においを嗅げる」人は、人に騙されずに、正しいものを求めることが出来る。
今回の場合は、途中から愛憎劇が話題になった時点でおかしくなりました。
「本物ではなかった」のです。
私たちはこれを教訓にして、正しい、そして本物を追い求めていく努力をしなかればなりません。
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