先日、財部誠一さんの講演会に参加してきました。
読みは(たからべせいいち)ですが、振り仮名がないと読めませんよね?
テレビなどで活躍されている方です。
経済ジャーナリストだけあって、難しいことをおっしゃっておられました。
その中で私が注目したのは、「日銀のデフレ対策は日本の円高を抑止し、経済がインフレの方向に確実に向かうだろう」ということ。
その通りになっています。
現在の円は、80.67円。
先月より3円は上昇しました。
円安のメリットは言うまでもありません。
それに伴って株も上昇し始めています。
この傾向は3月決算を迎える大企業にとりましては歓迎すべき点です。
先生はこの日銀の発表はとても歓迎すべきことで、日本の企業は来年度、急回復をすると思います、とおっしゃっておられました。
その急回復をするためには、今期、不良債権を整理して7000億円もの赤字を計上するパナソニックはわざわざそうしたとしか思えない行動に出ていると思われるそうです。
わざと今期に全ての不良債権を一括整理する。
この手法は、日産でも取り入れ、カルロスゴーンが社長になった途端に黒字化してしまったこととよく似ているとのことです。
無能な政治家が政権を握って早や20数年間。
政治の舞台ではいまだに混乱が生じている現在、経済のほうは景気が回復しているという実感は薄いとは言え、どうもいい方向に進みそうな感じになってきたようです。
さて、私たち中小企業はその中でどう対処していけばいいのでしょうか?
自分自身を含めて「変革」して「変体」していくことが求められているのかもしれません。
昨日も社員と話をしておりました。
「1年前の自分と今の自分は違うはずだ。と言うことは1年後の自分は2年前の自分とずいぶん違ってもいいのではないか?」
個人個人が変革することを恐れずにチャレンジしていけば、おのずと結果はいい方に行くに決まっています。
頑張りましょう!!
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